クリアファイルを愛用しています。
鞄の中で書類が折れたりしませんし、何より仕分けが出来て便利。透明なものはもちろん、ノベルティでもらったものでも気に入ったら使っています。好きなデザインがプリントされたものを買うこともしばしば。
先日友人が持っていたクリアファイルを見せてもらったら、自分の飼い猫の写真がプリントされていました。聞けばなんと自分で印刷して作ったんだとか。
私もそういうのを作ってみたかった!
ということで、さっそく調べてみました。
クリアファイルは印刷できる?
通常家庭用のプリンターや複合機は、主にインクジェットとレーザーの2種類。
インクジェットプリンターは、用紙にインクを浸透させて印刷します。このため印刷するものが一般的なクリアファイルでは、インクが弾かれて印刷できません。
また、トナーを熱で定着させるレーザープリンターは、熱に弱い一般的なクリアファイルには向いていません。熱で溶けてドラムに貼りついてしまい、故障の原因になってしまうことも。
どちらにしても、普通のクリアファイルはプリンターで印刷できないようです。それではどうすればよいでしょうか。
印刷できるものを使う
一般的なクリアファイルに印刷できないのならば、家庭用のプリンターで印刷出来るものを使う方法を試してみましょう。
透明ラベルを使う
家庭用のプリンターで印刷できる透明なラベル用紙に、気に入ったイラストや写真を印刷してシールを作る方法があります。これをクリアファイルに貼ることで、オリジナルのクリアファイルが作れます。
ラベルシールは100円ショップでも手に入ります。光沢紙と普通紙があり、仕上がりが異なります。好みのものを購入しましょう。
作ったシールをクリアファイルに貼るときは、布や定規を使って空気が入らないようにするとキレイに貼れます。
印刷できるクリアファイルを使う
家庭用プリンターで印刷できる特殊な素材でできたクリアファイルもあります。これを使えば直接印刷できます。
「印刷できるクリアホルダー」や「オンデマンドクリア―ホルダー」といった名称で市販されています。但し100枚で18,000円程度のものが多く少々コストがかかりますが、1枚からオリジナルのクリアファイルを作ることができます。
手軽に作れますが、デメリットも。水に弱いインクは滲んでしまったり、鮮明に印刷できないといったことがあるようです。透明ではなく白いクリアファイルもありますので、そちらの方が少しクリアに印刷できるようです。
また、印刷できるクリアファイルは一般的なものよりも薄くて強度がない場合も。市販のものと同じというわけにはいかないようです。
業者にオーダーする
クリアファイルを作成してくれる業者にオーダーすることもできます。
ノベルティなどを扱っている業者や印刷業者など、こだわりのオリジナルデザインのものを作成してくれるところがあります。100枚程度から請け負うところが多いようですが、少し割高ですが10枚からというところもあるようです。
Web上で好きなデザインを自分で作成できるものもあり、便利です。納期もたいていの場合は10日程度。プランによっては3日程度で納品してもらえるものもあります。
1枚から、というわけにはいきませんが、市販のもののように出来上がる点では分があるようです。
さいごに
自分で作れると思っていなかったので、良い機会となりました。手始めに自宅で印刷できる商品で試してみようと思います。
みんなに配りたくなるような機会があったら、業者のオーダーもやってみようかな。
誰も持っていない自分のオリジナルって、やっぱり嬉しいですものね。