窓の防音にはDIYで対策を!簡単にできて賃貸でも使えます!

新しい家に引っ越しをして半年が経ちました。当初は気にはならなかったのですが、最近になって外からの騒音が気になりはじめました。日中であれば仕事に行っているので問題はないのですが、夜間でも騒がしく窓を閉めていても効果がなく眠れない日もありました。

「どうしてこうなったのだ…」と思わす頭を抱えてしまいましたが、悲観的になるわけにはいきません。すぐに防音対策について調べ始めました。

「業者に頼めば確実だけど、お金がかかってしまう。安くすませる方法はないだろうか…」と思いますよね。十分な防音対策はしたいですけど、できるだけお財布には優しいのが理想ですからね。

いろいろと調べてみると、初心者でも簡単にできる防音対策がありました。しかも防音の効果が一番強いであろう二重窓をDIYすることができるじゃないですか。早速紹介していきますね。

そもそも防音とはなんだろうか?

防音とは外の音が室内に入ることを防ぐこと、また室内の音が外に漏れ出たりすることを防ぐことです。とはいっても防音という言葉自体は「概念的」なものであり、その中には「吸音」や「遮音」など複数の意味があったりします。

詳しく説明すると専門的な内容になっちゃいますので、省きますが興味がある人は調べてみてください。

簡単にできる窓の防音を4つ紹介

窓の防音には、製品によって効果に違いがありますが組み合わせて使うことで効果を上げることができます。また壁や窓枠に穴をあけたりなどするわけではないので、賃貸に住んでいる方にも取り入れることができます。

防音カーテン

比較的簡単にできるのが防音カーテンを使うことです。普段使っているカーテンを防音カーテンに変えるだけのお手軽さがあります。しかし遮光も兼ねているため、防音の効果自体は低いので期待しすぎないように注意してください。

防音ボード、パネル

窓枠のサイズに合わせた防音ボードを取り付けて窓を塞ぐことで防音するものです。防音の効果は非常に強いのですが、窓自体を塞いでしまうので明かりが取り込めなくなったり、窓を開閉することができなくなります。

開け閉めの際に取り外して使うのも一つの方法ですが、手間がかかってしまうので塞いでも問題ない窓に取り入れるのがベストかと。

防音テープ(隙間テープ)

建物が古い場合は、隙間ができてしまっていることで騒音の原因になっている可能性があります。そういった場合はスポンジなどの材質にテープが付いた防音テープ(隙間テープ)を貼ることで改善されます。

処置もテープを貼り付けるだけなので、誰でも簡単にできます。もし賃貸に住んでいる方で剥がすのに不安がある場合は、マスキングテープを貼り付けた上から貼るといいでしょう。

貼る際は厚みにだけ注意してください。厚すぎると窓が閉まらないということもあります。

二重窓

防音だけではなく、冷暖房の効率アップに結露対策にとうれしい効果がたくさんの二重窓を多くの人が検討されたのではないでしょうか。持ち家であればできますが、賃貸に住んでいる人に二重窓を取り入れるのは難しいかもしれません。



そこでオススメするのが、ポリカーボネートやプラダンなどを使い内窓をDIYすることです。材料もホームセンターで揃えることができますし、何より意外と簡単に作ることができます。

次から二重窓のDIYについて説明していきますね。

二重窓のDIYの手順

二重窓のDIYと聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、材料もそれほど必要ありませんし初心者でも簡単に作ることができます。

必要な材料

  1. プラダン…プラスチックダンボールの略称で、ダンボールみたいに中空構造で軽さと強度が両立された樹脂製の板材です。 ただプラダンは紫外線に弱く月日が経つとボロボロになってしまうとのことなので、長く使うことを考えると少しお高くなりますが、ポリカーボネートを使うことをオススメします。
  2. 光モール ガラス戸レール5上1820mm 2本
  3. 光モール ガラス戸レール5下1820mm 1本
  4. 光モール 木目ジョイナー コ 1820mm 4本
  5. 剥がせる両面テープ
  6. カッターナイフとプラスチック用のノコギリ
  7. 適度な大きさのブロック(100均などで売っています)

長さについては窓枠の大きさで変わるので、長さを測ってから購入するようにしてください。それでは説明は簡潔にしていきますので、詳しい手順などは参考動画を確認してください。

作業手順

  1. まずは窓の幅に合わせてレールを切ります。レールのカットにはプラスチック用のノコギリなどで切断してください。
  2. 窓の幅にカットしたレールに両面テープを貼り付ける。もし剥がせないタイプしかない場合は、窓枠に貼り付ける前にマスキングテープを貼り付けその上からレールを貼れば後から簡単に剥がすことができます。
  3. 両面テープを貼ったら窓枠に貼り付けます。貼り付ける際、窓とレールの間隔をあけるために適度な大きさのブロックを使ってください。ブロックをずらしながらレールを貼り付けていけば歪むことがありません。
  4. 窓枠の左右にも戸当りが必要なので同じようにレールを貼り付けます。レールの貼り付けが終わったら次はプラダンを切断するために窓枠の高さを測りましょう。プラダンの長さは、窓枠よりも-4mmほど短くした長さが最適です。
  5. 測った長さにプラダンを切断します。
  6. 切断したプラダンに補強材を両面テープで取り付ける。
  7. 取り付けが終わったら窓枠に設置して完成です。

↓こちら参考動画です。必要な材料のイメージが湧かない場合は一度動画をご覧になってください。



慌てず丁寧にやっていけば、簡単にできそうですね。

最後に

いかがでしたでしょうか。DIYと聞くと工具を持って木の板を切ったり貼っつけたりと難しい作業を思い浮かべるかもしれませんが、今回紹介した二重窓のDIYは、必要な工具もあまりなく何より簡単に作ることができます。

もちろん初心者の方だと苦戦するかもしれませんが、基本的に難しい作業もありませんので時間がかかっても完成できますので、ぜひチャレンジしてください。

私も今度部屋の窓を、動画を参考にしてDIYに挑戦してみようと思います。

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