おしゃぶりはいつまで?歯並びに影響が出るってホント?!

乳幼児を持つママの、お助けアイテムと言えば、
おしゃぶり」も、そのひとつですね。

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子供が眠くてぐずった時に、口に入れてあげると
落ち着くのか、スッと眠りにつきます。

アメリカ人と結婚した妹の子供も、かなりの
おしゃぶり好きで、日中も咥えているほどです。

しかし、妹の子供はもう、2歳
も生え始めてきています。

アメリカ人の夫は、おしゃぶりを外すのは、まだ
先でいいよ、と言っていますが、妹としては、
歯並びが悪くなるのでは?と、悩んでいる様子。

おしゃぶりって、いつまでしててよいものなの?

歯並びへの影響はないのか、不安解消に調べて
みましたよ♪

おしゃぶり卒業の考え方とは?

私の子供達が生まれたのは、もう10数年以上も
前になります。

当時もやはり、周りのママのおしゃぶり卒業
対する関心は、高いものでした。

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私の母親世代にとっては、おしゃぶりに対しては
あんまり評判が良くなかったですね。

年配の方からすれば、抱っこと同じように、
になるから」という理由で、敬遠される事も。

子供のおしゃぶりに対する欲求と、世間との狭間で
悩んだママも多かったものですよ。

しかし、その後一時期、世間ではおしゃぶりの肯定
意見も増えたりして、オシャレなデザインのものも
流行ったりと、どっちつかずのおしゃぶり問題。

一方、妹によると、アメリカなどの欧米では、
4歳ぐらいまでおしゃぶりをしていてもよい
のだとか。

鼻呼吸が身に付く・の使い方を覚えるなど、
おしゃぶりに対しては、寛大です。

妹が混乱するのも無理はないですよね。
本当のところは、どうなんでしょうか?

おしゃぶりが原因で噛み合わせが?!

昨今、厚生労働省が母子手帳の、おしゃぶり
についての記載を、以前のものから改訂しました。

その内容には、こんなことが。

  • 長い期間、おしゃぶりを使用すると、歯並び
    噛み合わせが悪くなる場合がある。
  • おしゃぶりによって、赤ちゃんが声を出す機会が
    減り、言葉でのコミュニケーション不足になる。

との内容が、1歳頃の育児に対して注意喚起を
しています。

このような母子手帳内容の改定の背景には、
医学的な見地も関係しています。

日本小児科学会や日本小児歯科学会などの
会員でつくる、検討委員会によると、

できるだけ、おしゃぶりを使用しない方がよい
との意見を発表しています。

更に、1歳までには常用することは止めて、
2歳半までには、卒業すべきである

とも言っています。

寝ている時や、日中起きていても、長い時間
おしゃぶりをし続けていると、歯に悪影響
出るとのこと。

歯の噛み合わせや、歯並びなど、これから大事に
一生使い続ける歯に影響が出る場合もあります。

中には、こんな例もあります。

2006年、おしゃぶりを毎日約15時間、使い続けた
結果、あごが変形したとして、メーカーに訴訟を
起こした保護者もいます。

もちろん、15時間とは、極端な使用時間ですが、
おしゃぶりに頼りきりの生活が招いた結果ですね。

歯の健康、とりわけ乳歯が生え始める時期から
歯並びや噛み合わせにも影響が出るおしゃぶり。

とは言っても、1歳までに常用を止めるのは、
なかなか難しいですよね・・・。

おしゃぶりに代わる方法とは?

おしゃぶりが便利な理由とは、何なのでしょう。

  • 寝つきが良い
  • 泣き止む
  • 機嫌がよくなる
  • 静かになる

これって、赤ちゃんの都合でしょうか?
いいえ、大人の都合がほとんどなんですよね。

しかし、言葉を話すことのできない赤ちゃんには
おしゃぶりでの対処も、仕方ないですよね。

2歳頃になると、言葉でのコミュニケーション
できるようになってきます。

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子供は、日々成長していくものです。

言葉がわかるようになれば、言い聞かせることで
自主的に、おしゃぶりを卒業していく方法に
変えていきましょう。

今まで、おしゃぶりひとつで解決していた問題を
親子のコミュニケーションによって、乗り越えて
いく経験にもなりますよね。

だからと言って、強引に取り上げたりせずに、
徐々に回数や時間の長さを減らしていけるように
していきましょう。

誰でも、大好きな物を止める、というのは、
覚悟と決心が必要ですからね。

まとめ

おしゃぶりには、悪い点ばかりではない、
それをよく知っているのも、ママ達ですよね。

しかし、子供が言葉を話すようになったら、
親子で会話をすることで、コミュニケーションを
していきましょう。

なぜ今、この子は機嫌が悪いのか?

おしゃぶりで落ち着かせてしまうより、理由
聞いてみましょう。

本当は、おしゃぶりでは解決しない理由が
あるのかもしれませんよ。

1歳になったら、徐々に止めるようにしていき、
最終的に2歳半までに卒業するのがいいですね。

このことを、妹が自分の夫に話したところ、
夫自身も、噛み合わせで苦労したこともあり、
早速卒業に向けて、トライしていますよ。

段々と、お兄ちゃんぶるようになってきた、
妹の子供。

「おしゃぶりって、赤ちゃんがするものよ。」
この言葉に、結構反応したんだそう。

展望は、明るそうですね♪

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