毎日、忙しくしている同僚。
ある朝、トイレに行くと痛みが…
そういえばしばらく残尿感があったわ…
と思い出しながら、膀胱炎の再発。
病院の処方されるお薬ですぐに治るから
なんだか病院に行くのが億劫。
私に薬局で手に入らないかしら?
という相談を受けました。
お薬手帳で確認すると、抗生物質らしい
調べてみると
これは後で後悔しないために
知っとくべき情報だと思いました。
薬局で買える?
答えはNOです。
ドラックストアや一般の薬局では
市販はしていません。
抗生物質の含まれる塗り薬は
一部、販売しています。
また抗生物質を抗生剤ということもあります。
飲み薬の抗生物質を購入する際は
医師が発行する処方箋をもとに
薬剤師が処方し調剤薬局で購入します。
以前は購入できたようです。
抗生物質は初期症状で副作用の
発症のリスクがある。
また正しく服用をしないと
耐性菌ができるリスクもある。
様々なリスクの
可能性があることから
医師と薬剤師の指導の下、処方する
薬事法が定められました。
抗生物質の飲み薬
飲み薬の抗生物質には
その病気や症状によっては
抗生物質を使用しないと
重篤になる可能性もあります。
抜歯やけがの際には細菌が増えないように
化膿止めとして使います。
肺炎や膀胱炎といった炎症には
細菌の増殖と死滅を
目的として使用されます。
抗生物質はもともと細菌に効いて
人体には影響が出ないよう作られています。
しかし、人体には異物となるため
副作用が出ることがあります。
多い例が消化の働きに影響を
与えてしまいます。
細菌に効く抗生物質は
腸内細菌にも働いてしまい
便秘や下痢を起こしたりします。
アナフィラキシー症状を起したり
薬疹やけいれんなども
起こる可能性があります。
最近は 耐性菌が問題視されています。
症状が良くなったからといって
服用を自己判断で止めたとき
体内に残った菌は抗生物質に
対抗した強い菌を作り出します。
また症状が、ぶり返したときには
同じ抗生物質では
効かなくなるのです。
過去に処方された数種類の
多様な抗生物質を
そのような飲み方をしていると
体の中で耐性菌だらけになり
いざというときに効果がでず
危険な状態になります。
まとめ
抗生物質は
医師と薬剤師の指導の下、正しく服用する
これに限ります。
単なる風邪でも、お医者様は
その時、その人の症状
なんらかの疑いがあれば…
それが最善と判断し
抗生物質を処方します。
処方されたお薬に対して
きちんと説明と注意を促してくれる
そんなお医者様と薬剤師さんのいる所
それだと安心ですね。