子供が、学校や幼稚園から持ち帰るプリント。
ママ達が困るのが、その大量にたまる
プリントの整理です。
最近は、プリント管理専用アプリも
あるようです。
「おたよりBox」「CanScanner」で
検索してみましょう。
ですが、スマホを紛失したり、水没したりで
使えないことも。
ここではプリントをアナログに整理するコツ
を紹介します。
整理するコツは、
「集める」「捨てる」「保管する」の
3ステップです。
また、親が全てやってしまうのではなく、
子供に主体性をもたせて整理作業に
参加させましょう。
将来、書類を片づけられない大人に
なってしまったら・・・?
デスクを書類で山済みにする
デキない社会人にさせない為、
よい訓練になりますよ。
では、詳細に見ていきましょう。
ステップ1:「集める」でプリントの所在確認を
- 提出・・担当:子供
- 中身の確認・・担当:ママパパ
提出・・担当:子供
子供達に持ち帰ったプリントを
提出してもらいます。
毎日です。
提出する場所は、
「提出ボックス」のようなもの
1つを親が用意します。
兄弟姉妹がいても、見るのは親だけ。
ボックスは1つがシンプルです。
帰ったら必ずそこに提出してもらいましょう。
中身の確認・・担当:ママパパ
「提出ボックス」に入った
プリントの内容を、親が確認します。
毎日です。
このようにすると、
「参観のプリントなーい!
また出してないでしょ!」
「えー?!ちゃんと出したもん!」
などと、
不毛な親子喧嘩がなくなります。
責任の所在がはっきりするからです。
「提出ボックス」にあれば、子供の勝ち。
「提出ボックス」になくて、まだランドセルに
あれば、ママの勝ちです。
ステップ2:「捨てる」で保管すべきプリントを減らそう
- 選別・・担当:ママパパ
- 捨てる・・担当:子供
プリントを親が、
- 提出が必要なもの
- 期日管理が必要なもの
- 不要なもの
に選別します。
提出が必要なもの
親がその場で記入し、子供に渡します。
子供はランドセルへしまいます。
集金や検査など、提出日が決まっているものは、
記入、入金等を済ませて
「提出ボックス」に保管。
忘れずに、カレンダーの提出日に
予定を書き込みましょう。
期日管理が必要なもの
親が、参観など予定日時を確認し、
予定を手帳やカレンダーに書き込みます。
家のカレンダーであれば、
子供に書き込ませるのもよい訓練です。
不要なもの
親が「提出ボックス」から出し、
子供に「破棄ボックス」へ
持って行ってもらいます。
「破棄ボックス」とは、ごみ箱です。
新聞紙入れがあれば、古紙として一緒に
ゴミ出しします。
家庭で裏紙を計算用紙などに再利用するなら、
「破棄ボックス」を設け、
ためておいてもよいでしょう。
ステップ3:「保管する」でプリントをファイリング
- 選別・・担当:ママパパ
- ファイリング・・担当:子供
- 定期チェック・・担当:ママパパ
選別・・担当:ママパパ
ステップ2で「捨てる」から外れたプリント。
参観案内や予定表などですね。
これらを保管していきます。
保管場所として、兄弟がいる場合は、
子供別にファイルをつくります。
子供が綴りやすいよう
Z式ファイルがよいでしょう。
ファイル置き場は、
「提出ボックス」とセットが便利。
期日管理をした後、
どの子のファイルにとじるか選別します。
持ち帰ってきた子のファイルにとじるのが
記憶にのこりやすいです。
ファイリング・・担当:子供
親が内容を確認した
「提出ボックス」にあるプリントを、
子供に渡します。
子供は、自分のファイルにとじます。
ここですぐにファイリングする大切さを
ぜひ子供に教えましょう。
社会人になって、上司から渡された書類を、
ポンとその辺へ、、なんて叱られますよね。
書類はあるべき場所へしまうこと、
しっかりここで実践させましょう。
定期チェック・・担当:ママパパ
親が、一週間に一度、
各子供のファイルをチェックします。
不要になったものは、「破棄ボックス」へ。
なるべくファイルが薄い状態をキープさせます。
子供が綴りやすくなります。
まとめ
我が家では、「提出ボックス」を置く前は、
兄弟姉妹のプリントが、行方不明に
なっていました。
低学年のうちは、提出するだけ。
それでも「ありがとう、助かるな。」の
声がけで、そのうちに、ファイリングも上達
してきました。
片づけのコツは、様々です。
自分にあった続けやすい方法を
探してみましょう。
子供にもやらせることが大切です。
勉強は出来ても、
書類の整理ができない社会人は、
だらしない人という目で見られます。
学校では教えてくれません。
煩雑なプリントをスッキリさばいて、
書類整理のスキルを
家族で一緒に磨いていきましょう。