大豆は、日本人にはお馴染みの食材ですね。
著者もとっても大好きです!
でも豆腐などの大豆製品って、食べ過ぎるとよくない?
そんな話、聞いた事ないですか?
数年前、大豆イソフラボンという栄養素が、
サプリメントや化粧水などで流行って、
その時に、摂取量に関しても、色んな噂があった様な…。
というのは、私のあやふやな、記憶ですが。
でも、大豆って本当に、
食べ過ぎたら、いけないのでしょうか?
豆腐は?
冷や奴も豆腐ステーキも、煎り豆腐も、
凄く好きだけど……。
今日はそんな、
大豆の摂取量について、調べてみました。
大量に食べるとダメ?その訳は?
そもそも、何故大豆を、大量に食べるとダメなのか。
大豆の栄養素の一つである、大豆イソフラボンが理由?
確かに、その意見は多いです。
ではその、
大量摂取は悪影響と言われる、大豆イソフラボンとは、
どんな成分なのか、本当に悪影響なのか、
ご存知ですか?
大豆イソフラボンとは、エストロゲンに似た働きの、
栄養素です。
エストロゲン?
はい、エストロゲンとは、女性ホルモンの事ですね。
大豆イソフラボンを、たくさん摂取しすぎると、
女性ホルモンが、既にたくさん出ていると、
体が勝手に、判断してしまいます。
そうなると、本当に必要な、女性ホルモンの作用が、
弱まってしまうのです。
これによって、月経不順が起こったり、
子宮がんのリスクが、高まると、
言われています。
農林水産省の発表によると、動物実験でのデータとなり、
ヒトでの実験に関しては、データがない状態です。
ヒトに関しては、データがない状態で、
あくまで推測での警鐘、だったんです。
ただしこれは、根拠のない推測ではなく、
未だ多くが実験途中であるため、推測としてあります。
また、ヒトでのデータが出たら、
新たな発表があるかも、しれませんね。
豆腐はどれくらい食べていいの?
では、一日に摂取していい、大豆イソフラボンの量は、
どれくらいでしょうか。
コチラは、75mgと、定められています。
これは、食品から取る分で、
サプリメントから取る分は、30mgです。
しかし、75mgと言われても、数字ではわかり難いです。
では、日頃よく口にする、豆腐で考えると、
どれくらいだと、思いますか?
豆腐一丁300gで、大豆イソフラボン約80mgです。
豆腐を丸まる一丁食べれば、摂取量上限ですね。
他の大豆製品は?
他の大豆製品では、どうでしょうか。
これも、調べてみた所、
納豆 = 2パック
豆乳(200g)= 2パック
きな粉 = 大さじ8
味噌 = 大さじ10
という結果が出ています。
おかずで表すなら、
納豆1パック+冷や奴(豆腐半丁)= 約75mg
納豆1パック+油揚げお味噌汁+厚揚げ1/2 = 約75mg
単品で見るなら…、
煮豆(小鉢で) = 約13mg
煎り豆腐(副菜として椀一杯分) = 約20mg
高野豆腐(煮物として4切れ) = 約40mg
こんな感じです。
こうして見ると、さほど気にしなくても、
大丈夫ですね!
お豆腐ばかり、たくさん食べる!という様な事を、
しなければ、よさそうです。
大豆や豆腐の、摂取量に関しては、
なんだか、心配して損をした感じ、ですね!
大豆は日本でも昔から食べられて来た、伝統ある食材です。
これからも、美味しく食べて行きたいですね!
何事もほどほどに、という言葉がある通り、
大豆イソフラボンに関する、懸念が晴れても、
大豆製品で100%全ての栄養素が、摂れる訳では、
ありません。
特に、ビタミンAや食物繊維の値はとても、低いです。
他の食材と合せて、美味しくバランスよく食べる事が、
大事ですね。