奨学金で大学に!社会人の制度はあるの?

私、社会人5年目、大学受験の勉強中です!

短大を卒業後、今の会社で仕事をするうちに、
もっと勉強して、資格を取りたいと思うように。

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資格について色々と調べていくうち、4年制
大学で資格を取る事が、最短だと知りました。

しかし、不安なのは、学費です。

今の職場を退職して、全日制の大学に通う
つもりでいるので、収入も無くなります。

聞くところによると、私のような社会人でも、
奨学金を受けることができる、との事!

今後のために、どんなものがあるのか、
調べてみました!

大学の学費とは?

大学に合格した後、喜びに浸る間もなく、
初年度分の学費納入が待っています。

初年度分の納入には、入学金・年間授業料・
その他諸経費が含まれています。

初年度納入には、決められた期日があり、
怠っていると、入学辞退とみなされて、
全ての努力が、ムダになってしまいます。

初年度納入金は、大学によって違いがあります。
主な初年度納入金相場は、

  • 国公立大学 : 80万円〜110万円
  • 私立大学(文系) :110万円〜140万円
  • 私立大学(理工学系) : 140万円〜180万円
  • 私立大学(薬学部) : 220万円〜290万円
  • 私立大学(医・歯学部):約1,000万程度
  • 私立大学(二部・夜間主) : 60万円〜90万円
  • 通信制大学: 10万円〜25万円

学部によって、初年度納入金にはあります。
医・歯学部は、ダントツに高いです!

学費を準備することは、並大抵なことでは
ありませんね。

他にも、教科書代など学費以外にも、出費が
かかることもありますよ。

結構な大金を支払うようになる、大学入学。
社会人にもなると、親のすねもかじれない!

かと言って、自己資金にも限界があります。
そんな場合、奨学金制度救世主になります!

社会人だって奨学金を利用できる!

大学で勉強するために、学費のいくらかを負担
してもらえたなら、助かりますね。

高校生などの学生が、勉強する意欲があっても、
保護者の経済的な理由で、学費の支払いが
困難な場合、奨学金制度を受ける事ができます。

この、奨学金制度、実は社会人にも適応します!
種類としては、主に2つあります。

日本学生支援機構

短大、大学、大学院、高校、専修学校などに通う
学校長の推薦を受けた学生が対象です。

選考では、人物・健康・学力などを総合的に見て、
家計的に困難な生徒を対象に貸与する。

給付ではなく貸与なので、卒業・就職後に、
変換しなければなりません。

無利息の第一種と、利息付きの第二種があります。

  • 第一種奨学金

    第一種の奨学金は、基本的に、学生・生徒向け
    のものとなります。

    しかし、社会人でも、高校卒業後2年以内に、
    大学などに入学した経験がない場合のみ、
    第一種の予約申請も可能です。

    この場合は、入学の前年度に出身高校を通して
    予約することとなります。

    第一種の場合、日本学生支援機構によると、

    • 高等学校又は専修学校高等課程の1年から
      申込時までの成績の平均値が3.5以上
    • 高等学校卒業程度認定試験もしくは大学入学資格
      検定に合格した人、又は科目合格者で機構の
      定める基準に該当する人

    もちろん、世帯の人数などによって収入の上限
    設けてあります。

    例えば、3人世帯場合、給与所得が716万円以内
    となりますよ。

    しかし、基準を満たした申請者全員が採用される
    訳ではありません。

    予算などの関係で、無利子での貸与との性質上、
    4人に1人、という狭き門なのです。

  • 第二種奨学金

    第二種は、利子付奨学金となります。
    利子の上限は、3%ですが、その時々の経済情勢に
    よっても違う、と言われています。

    金額においても、ある程度までは選択肢があり、
    学費の高い薬学部・医学部などは、増額できます。

    選択基準は、日本学生支援機構によると、

    • 学業成績が、平均水準以上と認められる者
    • 特定の分野において、資質能力を有すると
      認められる者
    • 大学における学修に意欲があり、学業を確実に
      修了できる見込みがあると認められる者

    以上の3つのうち、1つでも該当していれば、
    基準をクリアしたことになりますよ。

    もちろん、世帯の人数などによって収入の上限
    設けてあります。

    例えば、3人世帯場合、給与所得が
    1,026万円以内となりますよ。

    要は、学習する意欲と、必ず卒業する、という
    意志があるかどうか、ですね。

大学独自の奨学金

大学によっては、様々な奨学金制度独自
用意されている場合があります。

調べてみたところ、こんなにもありました。

  • 国立大学 71校
  • 公立大学 53校
  • 私立大学 369校

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同じ大学の中でも、奨学金のタイプや金額が
いくつか用意してあることが多いです。

例えば、青山学院大学の場合は、13タイプの
奨学金制度が用意されています。

大学によっては、希望者全員に貸与される
奨学金制度などもあります。

自分の志望する大学に、問い合わせてみると
より安心して勉強に励むことができますね。

まとめ

社会人から、大学生になり勉強するのに、
このような奨学金制度があると、本当に
助かります。

私も、志望校の奨学金について調べてみると、
かなりの奨学金制度が用意されていることに
驚きました。

このまま知らないでいたら・・・と思うと、
気が気ではなかったはず。

大学に入学することは、私にとってはまだまだ
第一段階です!

その後の目標に向かって、頑張ります!

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