会社でのお昼時、同僚のお弁当を
のぞいたら、タコさんウインナーが
入っていました。
私 「なんか懐かしいね!
うちの母は、こういう可愛い細工を
してくれなかったんだよね。」
同僚「わたしもよ。だから今になって
やってるのかも。」
私 「でもそのタコ、大きくない?」
同僚「あ、これフランクフルトだから。」
私 「えーと、ウインナーとフランクフルトって
何が違うんだった?」
同僚「え?大きさでしょ?中身も違うのかな?」
大きさが違うのはわかりますが、
ウインナーとフランクフルト、
他に、違うところがあるのでしょうか?
ウインナーとフランクフルトの違いは?
ウインナー、フランクフルト、
他にも似たもので言うと、ソーセージが
あるけど、どう区別するのか知っていますか?
実は、ソーセージの中に、ウインナー、
フランクフルト、ボロニアと言う種類が
あるんです。
正式には、ウインナーソーセージ、
フランクフルトソーセージ、
ボロニアソーセージと言います。
ちょっと、聞きなれないかもしれませんが、
このボロニアソーセージと言うのは、
フランクフルトよりも太い、
ボンレスハムみたいな、ソーセージです。
それぞれには、どういう違いが
あるのでしょうか?
ウインナーソーセージ
ウインナーソーセージは、もともと
羊の腸に、味付けしたひき肉を
詰めたものでした。
現在では、人口の腸を使って
作っていますが、サイズが決まっていて
直径20mm未満のものです。
フランクフルトソーセージ
フランクフルトソーセージは、豚の腸に
味付けしたひき肉を、詰めたものでした。
現在の規格は、直径20〜36mm未満の
ものとなっています。
ボロニアソーセージは、牛の腸に詰めて
作っていて、現在の規格は、
直径が36mm以上、とのことです。
その他のソーセージ色々
他にも、魚肉ソーセージや
チョリソ、サラミ、カルパス、
色んな種類があります。
魚肉ソーセージは、魚肉を使ったものですし、
チョリソは、辛いソーセージと誤解されていますが
実はそうではないんです。
チョリソは、ひき肉ではなく
包丁で、刻んだ肉を使ったもので
作ったソーセージです。
サラミ、カルパスはどういうものか、
と言うと水分量の少ない、
ドライソーセージという位置づけのようです。
カルパスは水分量55%以下、サラミは
水分量35%以下のものです。
ウインナーやフランクフルトの作り方は?
もともとは、動物の腸を使って
作っていたソーセージ。
それが、アメリカや日本など世界的に
食べられるようになって、肉は余ってるのに
腸を取るために、動物を殺すような状態に
なってしまい、それをなんとかしようと
人口の腸が作られるようになったそうです。
フランクフルトの作り方
ウインナーもフランクフルトも、
太さが違うだけで、内容は同じです。
そしてインターネットで、豚の腸や羊の腸が
買えるんです。
天然ケーシング(天然の腸)や
人工ケーシング(人工の腸)と言う名称で
探すと、見つかると思います。
天然の腸に、抵抗がある場合は
人工のもので良いと思います。
豚ひき肉 300g
お好みのハーブ パセリ、セージ、ローズマリーなど
卵 1個
牛乳 50ccくらい
塩、胡椒
豚の腸 1メートルくらい
- 豚ひき肉以外の材料を、
混ぜ合わせておきます。 - フードプロセッサーに、豚ひき肉を入れて
1で混ぜたものを、何回かに分けて
加えながら、よく混ぜます。 - なめらかな状態になったら、
絞り袋に入れて、腸に詰めていきます。 - お好みの場所で、ひねりを入れて
ソーセージの形を作っていきます。 - 出来上がったら、沸騰しない程度の
お湯で20〜25分茹でたら出来上がりです。
腸さえ手に入れば、簡単に作れそうですよね。
手作りのフランクフルトを、1度食べると、
やみつきになりますよ!
まとめ
私 「ウインナーとフランクフルトって
同じなんだね!」
同僚「ウインナーの方が、
硬いような気がするのに、中身は
同じなのね」
ウインナーもフランクフルトも、
全部ソーセージの仲間だったとは、
知りませんでした!
魚肉ソーセージと、かまぼこは
また作り方が違うのかな?
夫が釣りに行ったときに、
高級かまぼこの原料になっている
エソという魚を釣ったので、
それでかまぼこを作ったんですけど
なんだかソーセージっぽくなったんですよね。
次は、人工の腸で、フランクフルトに
挑戦したいと思います。