夏休みに、公民館を借りて
子供会のイベントをすることに
なりました。
内容はお任せ、とのことで
何をしようか悩んでいます。
子どもたちが楽しめて、簡単にできて
イベントが盛り上がるようなもの。
何かないですかね?
いとこのA子が、小学校の先生をしているので
何かアイデアを持っているかも。
聞いてみましょう!
私 「子ども相手に、楽しめる
でんじろう先生みたいな実験、
何かないかな?」
A子「あら、色々あるわよ。
どういうのが良いかな?男の子も女の子も、
楽しめるのが良いよね。」
A子は、いろいろネタを持ってそうなので
簡単にできて、楽しい実験を
教えてもらいました。
皆さんにも紹介しますので、
子どもさんと、遊んでみて下さい。
まずは、ビニールテープで
簡単に遊べる、アレですよ!
静電気クラゲ
小さな子どでも遊べて、面白い実験と
言うと、これが人気です。
用意するものは、
- スズランテープ
(荷造り用の薄いビニールテープ) - たわし
- 細長い風船
作り方
- スズランテープを、20cm位に切ります。
- このテープは2枚重ねになっているので、
1枚に剥がして、1枚だけ使います。 - テープの端を結んで、そこを押さえながら
たわしでテープを、しごきます。
これで、クラゲは出来上がりです。 - 次に、風船を膨らませます。
口で吹いても、なかなか膨らまないと思うので
空気入れを使うと良いですよ。 - 準備ができたら、風船をティッシュで擦って
静電気を発生させます。
クラゲも同じように、ティッシュで擦って
静電気が起きたら、クラゲを空中に投げます。
結び目の部分に、余ったテープがあったら、
結び目が取れないように、気をつけながら
ギリギリのところで切っておきましょう。
そのクラゲに、風船を近づけると
クラゲが宙を舞います。
それでは、クラゲの作り方と遊び方を
動画で確認しましょう。
うまく飛ばない時は?
クラゲがうまく飛ばない原因は
なんでしょう?
1番大きな原因は、重さです。
ビニールテープの2枚重ねは、
キチンと剥がせましたか?
うまく剥がせない時は、ビニールテープの幅を
半分に切って使いましょう。
これで1枚に剥がしたのと、同じ重さに
なると思いますよ。
たわしが湿っていると、作ったくらげに
静電気が、起こりにくくなるので、
乾いたたわしで、作りましょう。
注意点としては、静電気を起こすので、
近くで火を使わないように、気をつけましょう。
スライム作り
いつの時代も、子どもが好きなのは
こういうものですよね。
スライム作りも、人気のイベントです。
スライム作りは、あまり小さな子だと
誤飲してしまうと危険なので、小学生以上の
子どもを対象にしたら良いと思います。
材料
- ホウ砂(薬局で売っています。)
- PVA水のり
(PVAと表示のあるものを、買いましょう) - 水彩絵の具、食紅などの色素
- 大きめの紙コップ3個
- 割り箸
- スポイトがあれば便利
- 計量カップ
作り方
- それぞれの紙コップに、
水100ml、水のり100mlを入れます。 - もうひとつの紙コップに、
水50mlを入れ、その中にホウ砂を、
溶けなくなるまで入れます。 - 水の入った紙コップに、水彩絵具か
食紅で好きな色をつけます。 - 水のりの紙コップに、色水をいれて
割り箸で混ぜます。 - そこに、スポイトでホウ砂水を
少しずつ入れ、混ぜます。だんだん固まっていくので、
好みの硬さになるまで、ホウ砂水を
入れながら混ぜていきます。
では、作り方を
動画で確認してみましょう。
注意点
動画では、ホウ砂水を一気に
混ぜていますが、固まり過ぎたり
混ぜにくくなるので、少しずつ
混ぜていくのが良いでしょう。
ホウ砂が、下に溜まっているといますので
なるべく上澄みを吸うようにしましょう。
ホウ砂は間違って口に入れると、
中毒を起こしたり、大変危険なので
食べないように注意してください。
遊び終わったら、必ず手洗いを
しましょう。
まとめ
A子「どお?やってみた?」
私 「すごい盛り上がったよ!
ありがとう!」
A子「スライムに、砂鉄を入れても
面白いのよ。絵具を入れる代わりに
砂鉄を入れるの。」
私 「そうするとどうなるの?」
A子「磁石にくっつくから、近づけると
角が出たり、磁石を飲み込んだり
色んな動きをするの。」
私 「面白そう!次は砂鉄入りでやってみるわ。」
A子「うん、ただまっ黒なスライムに
なっちゃうけどね。」
こういうのを子どもの時から、
やってると、化学に興味を持つ子が
増えるかもしれませんね!
わたしもスライムで良く遊んだけど
そのスライムが、遊んだ後どうなったか
全然覚えてないんですよね。
汚れて捨てられちゃったのかな?
また作って、遊びたいと思います。