お手軽ぎんなんの食べ方!レンジでチンでOK!

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イチョウ並木の、まばゆいばかりの黄金色に、秋の訪れを感じます。

通勤途中に、立派なイチョウ並木があり、秋独特の、物寂しさを感じつつ、癒されていたものでした。

そう、やつが落ちるまでは…。

やつ、つまりぎんなん

それまで癒しの道だった、イチョウ並木が、
突如として、異臭並木に代わってしまう…。

食用になるとは知ってはいましたが、
こんなに異臭を放つモノが、美味しいはずがない!
と思い込んでいました。

実は美味しかった!ぎんなん

ひょんなことから、料理屋さんで、
焼き物に添えられていた、ぎんなんを食べて、
私の価値観が一変しました。

なにこれめっちゃ美味しいやん…!

噛むと、ちょっとむちっとしていて、
それほど、クセもあまりなく。

ぎんなん嫌いになる原因となった臭みも、
あまり気になりませんでした。

このぎんなん、家でも簡単に、
美味しく食べれる、方法があるんです!

用意するもの
ぎんなん  10粒くらい
封筒    1枚

作り方
1. まず、スーパーなどで、殻つきのぎんなんを、購入します。

2. ぎんなんを封筒の中に入れ、口を2回追って、
  閉めます。

3. レンジで1分加熱します。

4. 封筒からぎんなんを取り出し、
  殻を向いて、塩を振って出来上がり。

加熱し過ぎると、封筒ごとレンジ内で、
爆発するので、注意!

封筒に入れる前に、殻にヒビを入れておくと、
爆発防止になります。

おつまみに、いくらでもいけそう!

さらに、この殻をむいたぎんなんは、
冷凍保存もOK

茶碗蒸しに入れたり、炊き込みご飯に加えたり、
簡単に料理に加えることができますよ。

ぎんなんを拾いに行くその前に

近くにイチョウの木があると、わざわざお店で、
買わなくても、拾えばいいんじゃ…と、
頭をよぎったこと、ありませんか。

ちなみに、私はあの臭いが、苦手なのには変わりなく、
落ちてる実を、拾ってまで食べようとは思いません…。

今まで知らなかったのですが、普段私たちが食べる、
ぎんなんというのは、果肉ではなく、種だったのですね。

熟しきった果肉が、地面に落ちて、異臭を放つ、
原因になるわけですが、この腐った果肉の部分を、
キレイに洗い流さないといけません。

またこの果肉というのが、漆のように、
かぶれを引き起こすことがあり、
手荒れの原因にもなるそう。

お金を出して買わなくてもいい分、
かなりの労力を必要とします。

そして、大量に拾って、大量に食べようとするのも、
オススメできません

ぎんなんは、一度にたくさん食べると、
消化不良を起こしたり、のぼせて鼻血が出たり、
することがあります。

子供なら一日に4~5粒、
大人でも、10粒程度に控える方がいい、
という報告もあります。

適度に食べるなら、滋養強壮の効用もあり、
ぜんそくの治療や、せき止め、たん切りなどに、
効果を発揮すると言われています。

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あの臭いがするものを、一番初めに食べた人は、
勇者だと思います。

ですが、あの臭いをもって、
「あんまり食べ過ぎたらだめよ!」と、
ぎんなんが教えてくれてるのかも…

なんて、考え過ぎですかね。

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