料理にゆず!使い方とおすすめレシピは?

a0007_001028-200x300

爽やかな香りと酸味が魅力の、ゆず

ゆずは、いろいろな料理に、
彩りと香りも添えてくれる、名脇役です。

今回は、ゆずを料理に入れる時の使い方と、
ゆずを使った、おすすめレシピについて、
ご紹介したいと思います。

料理の前のひと手間でぐっと美味しく!

ゆずの果汁を、使いたい時は、
絞るだけで、OKですが、
香りの成分は、果汁よりも、皮に多いので、
料理に香りを添えたい時は、皮を使います。

ただし、ゆずの皮は、苦みが強いので、
そのまま使うより、下処理をしてからのほうが、
使いやすくなるでしょう。

《ゆずの下処理の仕方》

  1. きれいに洗って半分に切り、果汁を絞る
  2. 残った果肉と薄皮をスプーンで取る
  3. 皮を1分ほどゆがき、一晩水にさらす
  4. その間、水は4,5回換えます。

  5. 半透明になった皮の内側をスプーンで
    こそげ落とす

ちょっと時間はかかりますが、ここまでやれば、
苦みもなくなり、ジッパーつき袋に入れて、
冷凍保存も可能です。

冷凍保存する場合は、そのままの形でもOKですが、
千切りにしてから冷凍すると、あとから、
料理に使いやすくなるので、おすすめです。

ゆずは、とても傷みやすい果物です。
時間がたってしまうと、搾れる果汁も、
少なくなってしまいます。

たくさんゆずが手に入った時などは、
この方法で下処理をし、冷凍保存すれば、
長い期間、ゆずの香りと味を楽しめます。

yuzu-2

おすすめレシピと使い方その1 果汁編

まずは、ゆずの果汁を使った、簡単で、
しかも万能な、ドレッシングポン酢を、
ご紹介しましょう。

《洋風ドレッシング》

  • ゆず果汁
  • オリーブオイル(またはサラダ油)
  • 砂糖少々
  • 塩・コショウ少々

この材料を、混ぜるだけ

野菜サラダはもちろん、カルパッチョ
蒸し鶏などにかけて、さっぱりといただけます。

《ゆずポン酢》

  • ゆず果汁
  • しょうゆ
  • 砂糖少々

こちらも、混ぜるだけで、フレッシュなポン酢に。
市販のポン酢よりも、香りと酸味が立って、
さわやかな味わいです。

しゃぶしゃぶに使うと、お肉の甘みが、
引き立ち、脂っこさも消してくれます。

おすすめレシピその2 皮編

次は、下処理したゆず皮を使ったレシピです。

あらかじめ、千切りで冷凍保存したゆず皮は、
そのまま、料理にちょこんと乗せるだけでも、
飾りと薬味の二役を担ってくれます。

魚の煮付けや、鶏の照り焼き、豚の角煮など、
こってりめの煮物と、特に相性が良いです。

香りや彩りを、プラスするだけでなく、
魚や肉の持つ臭みも、抑えてくれます。

そして、私のおすすめレシピは、「ゆず味噌」

材料と作り方は、こちら。

  • 味噌  100g
  • 砂糖  100g
  • みりん 50㏄
  • 刻んだゆず皮・ゆず果汁それぞれ1個分
  • ※1個分の果汁の目安は約10㏄

  1. みりんを鍋に入れ、アルコールを飛ばす
  2. 砂糖を加えて煮溶かす
  3. 味噌とゆずの皮と果汁を加え、練り混ぜる
  4. ぽってりと煮詰まり、照りが出て来たら完成

こちらは、分量も憶えやすく
甘めに仕上がる、レシピです。

お好みで、砂糖の量を減らしてもOK。

みりんは減らすと、焦げやすくなり、
きれいな照りも、出なくなってしまうので、
甘さの調節は、砂糖でしてくださいね。

一度作ってしまえば、冷蔵庫で、
長期保存もできます。

ゆず味噌を、合わせる料理は、
ふろふき大根、おでん、なすや豆腐の田楽など。

vegetable_a02-e1401761316595

私が一番おいしい!と思った料理は、
「サバのゆず味噌煮」

サバの味噌煮の味付けを、砂糖を減らして、
ゆず味噌にかえる、だけなのですが、
サバの風味と脂が、ゆず味噌とすごく合います

白いごはんはもちろん、日本酒のお供にも、
最高です♪

私は毎年、ゆずが出回る季節になると、
そのかわいい形と、いい香りに誘われて、
1キロ(!)は、軽く買ってしまいます。

みなさんもぜひ、ゆずを使った料理に、
チャレンジしてみませんか?

タイトルとURLをコピーしました