日本には、四季があり、それぞれの季節に、
収穫できる野菜というものが、決まっていました。
その収穫できる時期のことを、「旬」と呼び、
野菜が、一番おいしい時期のことを指しました。
ですが、ハウス栽培などの研究が進むにつれ、
一年中収穫できる野菜も増え、
「旬」がいつなのかさえ、分からなくなっています。
私も、どの野菜が、いつ「旬」なのか?
言いきる自信がありません・・・。
でも、やはり野菜は、「旬」に収穫できるものが、
一番おいしく、一番栄養価が高いのです!
野菜の「旬」と、その栄養価について、
しっかり調べてみました♪
ご紹介します!
野菜の旬
関東での収穫を目安にしています。
★1月
カリフラワー・ブロッコリー・ネギ・山芋・エシャロット
★2月
ネギ・山芋・エシャロット
★3月
アスパラガス・玉ねぎ・ネギ・分葱・浅葱
★4月
アスパラガス・玉ねぎ・分葱・浅葱・キャベツ・いちご
ほうれん草
★5月
アスパラガス・玉ねぎ・キュウリ・キャベツ・ナス
いちご・ほうれん草
★6月
ニンニク・ピーマン・ラッキョウ・キュウリ・キャベツ
ナス・じゃがいも・トマト・ナス・いちご・ほうれん草
モロヘイヤ・レタス・ブルーベリー・さくらんぼ・すもも
★7月
ニンニク・ピーマン・ラッキョウ・キュウリ・生姜・ナス
じゃがいも・ スイカ・かぼちゃ・トウモロコシ・枝豆・オクラ
しそ・とうがらし・ミニトマト・メロン・モロヘイヤ・レタス
ブルーベリー・さくらんぼ・もも・すもも
★8月
生姜・ピーマン・キュウリ・トマト・ナス・スイカ・かぼちゃ
トウモロコシ・枝豆・オクラ・ネギ・しそ・セロリ・とうがらし
苦瓜・ミニトマト・メロン・モロヘイヤ・ブルーベリー・もも
りんご・すもも
★9月
生姜・ピーマン・キュウリ・トマト・ナス・かぼちゃ
トウモロコシ・枝豆・オクラ・しそ・セロリ・とうがらし
苦瓜・メロン・モロヘイヤ・りんご・すもも
★10月
生姜・ピーマン・きゅうり・ナス・トウモロコシ・枝豆
さつまいも・しそ・セロリ・とうがらし・モロヘイヤ・柿・りんご
★11月
生姜・白菜・じゃがいも・さつまいも・里芋・山芋・柿
りんご・みかん
★12月
カリフラワー・ブロッコリー・エシャロット・白菜
じゃがいも・山芋・みかん
気づいたかな?旬のこと?
上記の「旬」の野菜。「旬」と呼ばれるのは、ほとんどが、
3か月くらいだと、気づかれたでしょうか?
1年中出回っている野菜もありますが、やはりこの「旬」の、
時期に収穫される野菜が、栄養価が高いのです。
これは、野菜の研究をされている方によっても、
証明されています!
野菜のことを知ろう!
もちろん、収穫した時期にすぐに食べるのが理想です!
収穫したときが、もっとも栄養価が高いからです♪
でも、アボカトやトマトのように、収穫してから、
熟すのを待つ野菜に関しては、時間が経った方が、
栄養価は高くなります。
時間が経つと、栄養価が下がるものとして、
分かりやすいのは、葉物でしょうか?
キャベツや白菜、レタスは、
冷蔵庫に入れていても、痛みやすいですよね?
葉物は、二日くらい経つと、ビタミンCが、
減り始めます。
カロチンや食物繊維は減りませんが、
ビタミンC不足は、口内炎が出来るって聞いたこと、
ありませんか?
上手な保存方法を、知る必要がありそうですね!
野菜の保存方法として、自然な置き方をすると、
長持ちしますし、栄養価も減りません。
<例>
ネギは、縦に伸びようとしますので、横に寝かせて、
保存するのではなく、立てて保存した方が長持ちし、
栄養価も減りにくいです。
<例>
芋類、じゃがいもやさつまいも、里芋は、
新聞紙にくるんで、常温で保存したほうが長持ち!
野菜は冷蔵庫へ!と、思いがちですが、
野菜によっては、冷蔵庫に入れることで、腐りやすく、
栄養価が落ちてしまうのです。
冷蔵庫にいれれば安全!というわけではないんですね!
初めて知りました~(><)
冷凍保存も、水分の多いレタス、キャベツは、
不向きです。解凍しても、水分のせいでべちゃべちゃに、
なってしまいます。
そこで、さっと茹でてから、ラップに包み、
冷凍。こうしておけば、余分な水分がないので、
解凍しやすいですし、栄養価も、1、2割減るくらい。
野菜って、奥が深いですね~
野菜ひとつひとつの、正しい知識を持っていないと、
腐らせたり、栄養価を低くしてしまいそう。
これを機に、野菜のこと、もっと勉強してみようかな?
みなさんも、おいしく、正しく、栄養ある野菜を、
食べてくださいね!