仕事で夜勤がつらいと思う主な理由とは?対処法はあるの!?

夜勤がある主な仕事と言えば看護師介護士、24時間稼働の工場勤務などが多いかと思います。私の夫は24時間稼働の工場でのアルバイト経験があるのですが、3か月もたなかったと言っていました。

20代の頃だったのですが、若くて体力があるからと言って続けられない場合もあるようですね。辞めた一番の理由は日勤と夜勤のシフトに体が慣れなかったからだそうです。

会社ごとにシフトの組み方は違ってくるのでしょうが、大抵は1か月くらいで慣れてくると社員の方は話していたようです。しかし、夫の場合は3か月いてもダメだったんですね。続けていたら心の病気になっていたかもしれないと言うくらいつらかったらしいです。

夫の場合は工場勤務でしたが、看護師や介護士の仕事はどうなのでしょうか?気になったので調べて見る事にしました。

夜勤がつらい主な理由

私は独身時代、医療事務員として働いていました。基本的には事務所にいますが、看護師さん達と接する事も多かったです。やはり、夜勤がきつくて日勤のみの外来勤務に異動願いを出した看護師さんもいました。

夜勤がつらい主な理由をあげてみたいと思います。これから看護師介護士を目指す方も気になるところかと思います。入院設備のある病院希望ですと夜勤は避けては通れませんから。

看護師編

<交代制の勤務体系がきつい>

工場勤務と同じくやはり日勤夜勤の交代制で身体がついていかなくなる事が一番多い理由のようです。病院によっては、日勤・夜勤の2交代制と日勤・準夜勤・深夜勤と3交代制があります。

2交代制の場合、勤務時間が長くなりますが翌日は夜勤明けで休みという所が多いと思います。3交代制の場合は、勤務時間は短いですが、シフトの組み方によっては休みが少なくなりますし、自宅に戻る時間もなく結局病院で過ごす場合もあるそうです。

やはり、外が明るい昼間に就寝しなければいけないのも大変です。周囲は活動時間ですから生活音もするでしょう。いくらカーテンを遮光にして部屋を暗くしても熟睡できる人は少ないかもしれませんね。結局、睡眠不足で限界を感じる人が多いようです。

<看護師一人の仕事量が多くなる>

日勤に比べると夜勤の時の方が倍以上受け持つ業務が多くなります。日勤時のスタッフ人数より少ない人数で仕事をこなさないといけないからですね。

日勤時にやらなければならない仕事の方が多いのですが、ナースコールが重なるだとか急変患者が出た場合はものすごく忙しいと言います。限られた人数で分担してテキパキと業務をこなさないとパニックになってしまいます。

ベテランナースばかりが勤務しているなら、なんとかなるかもしれませんが、通常は新人ナースもいますね。特に経験の浅い若い看護師では忙しい時間帯での人間関係もつらい理由の一つだそうです。

介護士編

では、次に介護士が夜勤でつらいと思う主な理由です。介護士も看護師と同様で交代制が多いです。

<ナースコールや急変が多い>

介護施設には本当に色々な症状の方が入所しています。施設の種類にもよりますが、とにかくナースコールを押しまくると言った方もいらっしゃいますし、トイレ介助も多いです。仮眠もとれない事も多いようです。

看護師と同様、夜勤時はスタッフの人数が昼間より少ないですから、それこそ戦場のような忙しさだと言います。また、転倒事故や容態が急変したなどの場合も夜勤者にとってかなりのストレスを伴うと言います。

看護師が常駐していない施設では夜勤の介護士が判断して対処しなければなりません。重責に耐えられないという方も少なくないようです。

介護の仕事は決して楽ではありませんし、気力体力がないとできない仕事です。ですが、人と接するのが好きな人や人の役に立つ仕事がしたいと言う方には向いている仕事だと思います。

対処法

夜勤がつらいからと言ってすぐに仕事を辞めるのも簡単ではありませんよね。対処法があればまずそれを試してみてから退職を考えても遅くないかと思います。

<上司や管理者に相談する>

どしても日勤と夜勤交代での生活スタイルが体に合わない場合は、上司に相談してみましょう。夜勤の回数を減らしてもらうとか、日勤のみに変えてもらうなどあると思います。

また介護士の場合も、重労働を伴います。身体が悲鳴をあげてしまっては仕事が出来ませんね。腰痛ヘルニアで介護の仕事が出来なくなった方も多いといいます。勤務体制を見直してもらうなどまずは管理者や上司に相談してみましょう。

夜勤が体に合うと言う人も実際います。私の知り合いの看護師さんは夜勤の方が楽だと言っていましたから。もちろん、病院によっては無理だと断られる事があると思います。無理だった場合には体を壊す前に転職を考えた方が良いのかもしれません。

<睡眠不足対策グッズを利用>

睡眠不足対策としては、アイマスクを利用して光を遮断する方法や、軽いストレッチをして体をほぐし横になると眠りやすくなるようです。目を閉じるだけでも、脳への目からの情報をある程度遮断できると言います。

目と脳の疲労回復に効果があると言われています。無理に眠らないといけないと思うとますます眠れなくなりますよね。横になるだけでもいいやと気楽にしているとリラックス効果で気づいたら眠れているという事があるようです。

まとめ

私の友人は長い間、介護士として老人保健施設で働いていました。とても明るく元気で優しい人柄の彼女。就職する前からボランティアで顔を出していた施設だったのですが、歌が上手く特に演歌が得意だった事もあり、たちまち入居者さん達の人気者になりました。

別な職業に就いていたのですが、これが天職かもしれないと言って介護士になり生き生きと働いていました。このように向き不向きがありますから、夜勤はつらいと一概には言えないのかもしれませんね。

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