あなたの人生設計は、どのようなものですか?
生涯独身の人も、たくさんおられますが、
多くの場合、結婚されます。
結婚し、夫婦として、また家族として、
生活し、生涯を送ります。
誰もが、今も将来も、充実した生活をしたいと思います。
しかし、今の不景気もあって、今でさえ大変なのだから、
将来を想像すると、「老後をどうやって、生活しよう?」
と、多くの人は、心配になります。
また、夫婦でいくら年金が、もらえるのだろう?
いくらあれば、老後の生活ができるのだろう?
貯金は、いくらあれば、少しは安心になるだろう?
では、これらの質問に答えるとともに、
今からできることを、紹介します。
夫婦で老後にいくら必要か
まず一つ目として、
「夫婦なら、老後いくら必要ですか?」
この質問から、見てみましょう。
あるレポートによると、
老後、夫婦で余裕のある生活をするには、
月36万円必要だと、書かれています。
また、老後生活の標準(夫婦)月25万、
一人であれば、20万くらいかかるようです。
本当に、これだけのお金が、毎月掛かるのでしょうか?
年金はいくらもらっていれば、いいのでしょうか?
実際には、どんなことに、お金がかかるのでしょうか?
毎月かかる費用を出してみました。
例えば、
マンションの管理費→15,000
固定資産税の月割り分→8,000
光熱費+通信費→20,000
食費→50,000
健康保険料→40,000
医療費→20,000
冠婚葬祭・孫関係→20,000
習い事→20,000
旅費・交通費→50,000
夫婦のお小遣い→合計40,000
これらを合計してみると、283,000円となります。
人によって、価値観や好みは異なります。
都会に住んでいるか、田舎に住んでいるかにも、
掛かる費用に、大きな影響を及ぼします。
もし、現在と同じような年金額を、もらえるとしたら、
いくらもらえると、良いのでしょうか?
一人満額、老齢基礎年金の、年金額は、786,500円です。
月で割ると、月65,541円です。
夫婦二人で約130,000円です。
国民年金と合わせて、厚生年金にも入っていると、
残りの不足分を、補えるでしょう。
また、「個人型確定拠出年金」を使用することも、できます。
とりわけ60~65才までの、無収入期間に、お金を得るために、
をもらえるよう、準備しましょう。
この「個人型確定拠出年金」は、自分で、
ラインナップされている投資信託などの、銘柄を選定し、
その運用成果が年金に反映されるようにすることです。
今からできること
それでは、今からできることは何ですか?
金銭面で、できることですが、
家族のこと、自分の健康のことも考えつつ、仕事をし、
ある程度の貯蓄を、貯めることです。
若いうちから、コツコツ貯蓄は、必要と思われます。
衝動買いなどをさけ、賢くお金を使いたいものです。
もし、月に25万円の支出でしたら、65才から、
さらに19年生きるとすると、こんな数字が出ています。
参考にできるかも、しれません。
生活費6900万円+その他の資金2800万円=9700万円
もし、貯金が難しく感じる場合でも、
何とかやりくりできるかも、しれません。
例えば、子どもに頼る・何とか仕事を探すなどです。
高齢化社会に、ますます突入しますから、年金を、
今もらっている人と、同じようにもらえるという、
確かな根拠は、ありません。
しかし、注意が必要で、仕事人間になり、
家族をないがしろにしては、元も子もありません。
「リラックスする・家族とともに過ごす時間を作る」
などは、何物にも代えられません。
必ず、取りましょう。
今からできる有意義なことは何ですか?
今から、何か長く楽しめる趣味を、持つことです。
読書・男性であれば料理・お菓子作り・詩を書く・
ボランティア活動・家庭菜園など、あります。
自分にとって、また配偶者とともにできる、
楽しい趣味が持てたら、良いですね。
今から、年を取った時の生活も、
考えながら、生活を送りましょう。