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他県で一人暮らしをする大学1年生の娘と、しばらくぶりに電話で話をしました。

一人暮らしを始めた頃は、地元で予備校生をしている親友とよく電話をして、寂しさを紛らわせていたようですが、その電話の相手もいよいよ大学入学共通テストに向けて忙しくなり、最近では電話も遠慮している様子です。

つい最近、高校の卒業式で袴を着て写真撮ったと思ったのに、1年後には成人式に振袖着るのか・・・。時が経つのは早いものです。

卒業式の袴のレンタルの時も、どんなものがいいのか悩みました。成人式の振袖の準備もしなくてはいけないのですが、袴の時の経験があるので何とかなるような気がします。

そういえば、卒業式には色々な人の袴姿を見て素敵だと思うのは当然のことでしたが、袴には袖の長さにも種類があるんだ、と感じたことを思い出しました。

卒業式の袴には振袖を合わせるのがいいのか、短めの袖の着物を合わせる方がいいのか、これから袴を選ぶ人にとっては悩みどころだと思います。今回は、卒業式にはどっちの長さの着物を合わせるといいのか、調べてみました。

袴に合わせる着物とは?

現代では女子学生の卒業式で良く着られることの多い袴ですが、組み合わせる着物はどんな種類のものでも良いのでしょうか?

女子学生が袴を着用するようになったのは、明治時代だと言われています。元々は、男性が着用する袴を「足さばきが良い」という理由で宮中の女官たちが着ていたのが、より活動の幅が広がりつつある女性にとっては好都合の着物だったんですね。

しかし、昭和へと時代が流れるうちに、女子学生の制服も袴からセーラー服などの洋装に移り変わりました。今では、学校などの式典にふさわしい服装として、日本の伝統ある袴は礼装として今に受け継がれています。

このような袴の歴史から見て、女子学生の礼装として袴に組み合わせる着物には、未婚女性の第一礼装とされる振袖がふさわしいとされています。

振袖には3種類ある

振袖と言ったら、成人式に着ている着物のイメージが強いですよね。ふくらはぎの高さまで長く垂れ下がった袖は、とても華やかな装いで未婚の女性が着る着物とされています。

しかし、振袖には3つの種類があります。袖の長さに違いがあり、以下のように区別されています。

  • 大振袖:袖丈114cm、婚礼衣装、お色直し
  • 中振袖:袖丈100cm、成人式、結婚式へのお呼ばれ、式典、パーティーなど
  • 小振袖:袖丈70~85cm、二尺袖ともいう、レンタル用の袴、観劇鑑賞、ちょっとしたパーティーなど

袖が長いほど格式が高いとされています。成人式で着る振袖は、正式には中振袖ということになるんですね。

袴の場合には、中振袖と小振袖を組み合わせることが多いとされています。どっちの振袖を選んでも正解ですし、個人の自由ということになります。

とはいえ、世間の人はどっちの振袖を着て卒業式に出席することが多いのか、気になるところですよね。それでは、袴に合わせる振袖はどっちが主流なのか見ていきましょう。

袴に組み合わせるのは中振袖派?小袖振派?

袴に中振袖を組み合わせた場合には、袖が長いので柄の面積も大きくなるため豪華に見えます。成人式に着る振袖を活用する人が多いです。しかし、袖が長く袖を引きずってしまったりと立ち振る舞いには注意が必要です。

小振袖を組み合わせる場合は、袖丈がコンパクトで動きやすいため若々しく見えます。また、袴を一式レンタルする時には、大体のお店では>小振袖との組み合わせのプランになります。

では、一般的にはどっちの振袖を選ぶことが多いのでしょう?

8割近くが小振袖との組み合わせ

2020年の卒業式での袴の着用で、京都さがの館が調査した「卒業式に合わせる着物の種類」によると、全国どの地方においても袖丈がコンパクトな小振袖との組み合わせにした人の割合が8割近くになりました。

袴が女子学生に着用されるようになったいきさつから考えると、より動きやすいことを求められたので小振袖の方が理にかなっていますよね。

一方、袖の長い中振袖を選んだ人は、より豪華で華やかな振袖を着て周りとの差別化を求めたり、成人式用にある振袖を活用し袴だけをレンタルした方が安かったため、という意見がありました。

まとめ

私が袴をレンタルしたお店には、中振袖と袴の組み合わせされたセットは無かったような気がします。

高校の卒業式の時点で、成人式の振袖がある人ってなかなかいないですよね。お母さんなどの振袖を譲り受けるなどの話があれば、袴との組み合わせに中振袖を使用するチャンスはありますが。

実際、娘の高校の卒業式でも女子は全員が袴姿でしたが、袖の長い振袖を着ている人は見掛けませんでした。とはいえ、袴にどっちの振袖を組み合わせるかは個人の自由です。一生の思い出になるように選びたいものですね。

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