この前、私の近所の友達である主婦のミカに、このような相談をしました。
私「子供にお箸の持ち方を教えたいけど、どうやっている?」
ミカ「私はセミナーに参加して、資格を取ったよ。それを活かして子供たちに持ち方を教えている」
私「資格?」
ミカ「実は、箸検定という資格を持っている」
私は箸検定という資格があることにびっくりしました。どうやらセミナーに参加したため、その先生のことを思い出しながら教えているそうです。今回は箸の持ち方をミカから教えてもらったのでまとめてみました。
正しい箸の使い方
箸はその人を写すことができます。そのため、大人になって正しい持ち方を知らないため、公の場では恥ずかしい行動です。まずは正しい持ち方をまとめてみました。
美しい方法
箸の使い方をあまり知らなかった私は、後日ミカの家に行って教えてもらうことにしました。その当日、ミカは動画を見せながら丁寧に教えてくれました。
ミカ「まず、お箸の持つところは、中央より少し上あたりを持つと、バランスが良いため美しく見えるよ」
私は苦戦をしながら持つことができました。そのあと、ミカは話を続けました。
ミカ「下のお箸に小指と薬指、上のお箸には親指、人差し指、中指で支えると、美しく見えるよ。そして、動かしていいのは、上のお箸だけだよ」
私はかなり苦戦をしながらも、正しく持つことができました。年齢を重ねるとくせは直らないと思いました。
ミカからその時に一つだけ注意されました。
ミカ「その時に爪も大事にした方がいいよ。手入れをしてないと見苦しいから」
私はしっかりと手入れをすることにしました。なお、上の動画は教えてもらった時、実際に見た動画です。私はそれを見ながら行ったためうまくなりました。
両手でお箸を取り上げる
高級料亭などに行きますと、席に一膳づつ箸置きの上に並べらることがあると思います。実はこの持ち上げ方にもマナーがあります。私はその方法もミカに教えてもらいました。
基本は三手で、お箸は右、左、右のスリーステップで取り上げます。
- 右の手で箸の真ん中あたりを上でつまんで少し取り上げる
- 左の手を下から添えて、右の手を右端に滑らす感じで移動する
- 箸から滑らすようにして、右の手を下に添えたあと、正しい場所で持つ
私はこのことを初めて知りました。
片手でお箸を取り上げる
私は先ほど習ったことで疑問に思ったことがありました。それは、お椀を持つ時です。この方法もミカに教えてもらいました。
この時、先に持ち上げていいのは、お箸ではなくお椀が先になります。この理由は不安定になるからです。この時、箸を持つ手と、お椀を支える手の指をうまく使えれば簡単にできます。
- 箸を持つ手をお椀から外し、箸を取り上げる
- 器を持っている手のうち、中指と人差し指で箸を持つ
- 箸を持った手で下に滑らすように回した後、持ち直す
最初は焦りましたけど、少しずつうまくなりました。
行ってはいけないこと
これもミカから教えてもらいました。なお、上の動画は教えてもらった時に、実際に見た動画です。
この動画を見たあと、私はミカとこのような話をしていました。
ミカ「今のは代表的なものだけど、どれをやってしまう?」
私「私は、逆さ箸とねぶり箸をよくやっている」
ミカ「どうしてもやってしまうよ。私も知らなかったものばかりだから」
この後、ミカが代表的なものを詳しく教えてもらいました。
- 逆さ箸 箸を逆さに持って食べ物を取ること
- 探り箸 器の中で食べ物を箸で探してしまうこと
- すくい箸 スプーンのようにすくってしまうこと
- ねぶり箸 箸をなめてしまうこと
まだまだたくさんあるけど、代表的な4つを今回は教えてもらいました。私はどれも行ってしまいそうと思いました。
割りばしの使い方
じつは割りばしにも使い方があることを今回初めて知りました。今回、ポイントをミカに教えてもらいました。
ミカ「割りばしのポイントは割るところと、割る方向が大事。ひざの上で上下に割ることが大事よ」
教えてもらった後、続けてこのような話もしてくれました。
ミカ「木くずを取る時は手で取るものだよ。箸でこすって取る人がいるけど、あれはみっともない行為だよ」
このような作法があることを初めて知りました。
終わりに
今回、ミカに教えてもらったため、上手な箸の使い方を学ぶことができました。それと、箸の使い方の動画があることを知りませんでした。そのため、子供に教える時には動画も合わせて教えようと思いました。