公認会計士になるためには、
国家試験に合格する必要があります。
この国家試験は、医師や弁護士と並ぶほど
難関の試験とされており、合格するのには
猛勉強が必要です。
大学在学中に公認会計士を目指す場合、
試験の合格率は、どのくらいなのでしょうか?
公認会計士を目指して勉強している友人がいて、
私も、公認会計士になりたいので、
本やインターネットの情報をもとに、調べてみました。
大学生の公認会計士の合格率
平成26年に行われた公認会計士の合格率を
見てみると、願書提出者数10,870人に対し、
最終的な合格者は、わずか1,102人でした。
合格率は10.1%と、かなり低いことがわかります。
では大学生だけで見ると、どうなのでしょうか?
大学生は合格に有利?
合格者の概要を調べてみると、
- 合格者の平均年齢は26.8歳
- 学歴は大学卒業以上が64.0%(705人)
- 職業は学生・専修学校・各種学校受講生が
72.9%(803人)
ということが、わかりました。
実は公認会計士の合格率は、20代が最も高く、
専門学校や大学、大学院で何年も勉強した人は、
試験に受かりやすい傾向にあります。
これは、公認会計士が20代に人気の資格
ということも関係していますが、
もし、公認会計士の資格をとりたいと思うなら、
大学在学中など、少しでも若い時に始めたほうが、
合格しやすいことは、確かなようです。
大学別の合格者数
では、公認会計士の資格試験に、
合格しやすい大学などは、あるのでしょうか?
大学別の合格者数についても、調べてみました。
【平成26年度 公認会計士試験合格者数】
1位 慶應義塾 120人
2位 早稲田 94人
3位 中央 87人
4位 明治 69人
5位 同志社 43人
6位 立命館 29人
7位 関西 29人
8位 関西学院 28人
9位 法政 27人
9位 神戸 27人
(公認会計士三田会調べ)
1位の慶應大学では、公認会計士の資格取得を
目指す学生への支援に力を入れており、
商学部内に、会計研究室を設置しています。
専門の教員や公認会計士の講師を迎えており、
問題配布・添削などの試験対策を実施するなど、
サポート体制が整っています。
在学中に公認会計士の資格取得を目指す場合は、
大学別の合格者数やサポート体制を調べた上で、
条件に合う大学に進学するのが、オススメです!
まとめ
いかがでしたか。
大学で公認会計士を目指す場合の合格率や、
大学別の合格者数について、ご紹介しました。
公認会計士の合格率はわずか10.1%と、
とても難しい資格だということが、わかりました。
だからこそ、大学在学中から勉強をすることが、
資格取得のためには必要だと、感じました。
公認会計士に合格するのは狭き門ですが、
努力して、資格取得を目指そうと思います!
大学で公認会計士を目指そうと思っている人は、
ご紹介した内容を、参考にしてみて下さいね!