神社の祭り!東京で2014年大注目の大祭とは?

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夏から秋にかけて、東京のあちこちの神社で、
賑やかなお祭りが開催されます。

その中でも、1年で最も重要な祭りが、
「例大祭」と呼ばれます。

今回は、その例大祭の中でも、さらに
数年に一度しか見られない、という、
今年大注目のお祭りを、ご紹介します。

別名「水かけ祭り」!富岡八幡宮「深川八幡 本祭り」

深川にある「富岡八幡宮」では、
毎年8月15日前後に、例大祭である、
「深川八幡祭り」が行われます。

そして今年(平成26年)は、3年に一度の、
「本祭り」にあたる年です。

このお祭りには、「水かけ祭り」という、
別名があります。

「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに、
神輿と担ぎ手たちに、沿道の人々が、
大量の水を、ばっしゃばしゃ浴びせるのです。

ひしゃくやバケツ、は当たり前。

大祭では、トラックの荷台から、
神輿の上から、大勢の人が一斉にぶっかけたり、
祭のクライマックスには、なんと、
消防団による放水まで登場!

当然、水をかける人も、見ている人も、
みんなびしょ濡れになってしまいますが、
それもまた、この祭りの楽しみのひとつ。

もう一つの魅力は、国内最大級の神輿

最大の神輿である「一宮神輿」は、
高さ4.4m、重さ4.5トンと、あまりに大きすぎて、
これまで一度しか担がれていません、

祭り期間中は、境内で、ガラス越しではありますが、
その大きさと迫力を、間近に見ることができます。

その他にも、大小あわせて、
120数基もの町神輿が担がれますが、
大祭では、大神輿54基が一斉に練り歩く、
大迫力の「連合渡御」を見ることができます。

びしょ濡れになって、水を掛け合いながら、
担ぎ手と観衆が一体となって、大盛り上がりする、
東京を代表する祭りのひとつです。

4年に一度!華やかな平安絵巻の「亀戸天神社 大祭」

亀戸天神社は、学問の神様として有名な、
菅原道真公を祀った「下町の天神さま」として、
地域の人々から、親しまれています。

毎年8月後半に、例大祭が行われますが、
今年は8月22日~26日までの5日間にわたって、
4年に一度の「大祭」が行われる年です。

さらに平成22年から、今年までの2年間は、
「御鎮座350年」の、記念奉祝期間にもなっており、
これまでより一層、注目されている大祭となります。

この大祭の最大の見どころは、道真公の御霊(みたま)を乗せた、
御鳳輦(ごほうれん)渡御です。

亀戸天神社の御鳳輦は、戦火をまぬがれて現存する、
都内で唯一の、貴重な御鳳輦なのです。

約200人もの人が、色鮮やかな装束に身を包み、
まるで、平安絵巻を再現したような、
華やかな行列が、街を練り歩きます。

行列の真ん中ほど、豪華絢爛な御鳳輦が、
天神さまの神使である、黒牛にひかれて、
堂々と進んでいく様子は、とても優雅で美しく、
そして貴重な光景です。

そしてもう一つ、大祭の見ものとなるのが、
町内すべての氏子神輿が、天神橋を渡って、
一斉に宮入りする「連合渡御」です。

優雅な御鳳輦渡御とは一変して、下町ならではの、
躍動感と活気あふれる雰囲気になります。

代々受け継がれてきた伝統と、
地域の人々の活気を間近で感じられる、
神社のお祭り。

見にいくだけでも楽しいですし、ふと気が付けば、
ついつい一緒になって、盛り上がってしまうはず。

今年注目の神社の祭りへ、ぜひ、
足を運んでみてはいかがでしょうか?

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