電気コードといわれると
ドライヤーや、掃除機についている
コードが、ぱっと浮かびますよね。
と、いうか、電気を繋げる部分が、
三角で、平たい金属が、二本刺さって
いるだけの、イメージしか、ありませんよね。
しかし、近代世の中には、電化製品がいっぱい。
電気の伝え方、用途によって、
コードも色々、形も違うんです。
そんないくつかを、ご紹介しましょう。
コードの種類
- 平型ビニールコード
平たく、真ん中に、溝が入っています。
主に、ドライヤーや、電気ポットなど、
小さめの家電に、使われます。
- キャブタイヤ長円型ビニールコード
膨らみのある長円の形で、
主に室内の延長ケーブルや、大きな家電
(冷蔵庫・洗濯機など)に、使われます。
- キャブタイヤ丸型ビニールコード
太めで丸い形。
主に、デスクトップパソコンの、
電源コードなどに、使われます。
- 袋打コード
表面が、ビニールではなく、布製。
熱に強く、コタツや、アイロンなどに、
使われていましたが、今はあまり見ませんね。
コードには、色々特性があり、形が同じでも、
表面を覆う、ビニールの種類によって、
強さが変わります。
また、延長コードなどは、
防水・防塵のものもありますので、
使用場所によって、選びましょう。
延長コード
電気コードの中でも、便利で、
一番使われているコード。
『タップ』と言われる、差込口が、
色んな形があるので、いくつか
紹介しますね。
- 抜け止めつき
プラグを差し込む時、斜めに入れ、
平行に戻すと、引っ張っても、抜けません。
- 分岐型
差込口が、十字になっており、
三方向へ、向けて、延長できます。
- 省エネタップ
差込口の上に、スイッチが付いていて、
使用するときだけ、そのスイッチを入れると、
電気が流れます。
- 雷サージ付き
落雷などの大きな電気が流れると、電化製品が
だめになってしまうことがあります。
そういう危険から、守ってくれるコードです。
外で使用したいっ!
電化製品というと、屋内での、
使用イメージですよね。
でも、仲間が集まり、バーベキューや、
内輪での庭祭り、なんてことになったら、
やっぱり外に電気を持ち出したい。
そういうときに選ぶ、コードを紹介します。
- 防雨型延長コード
突然の雨が降っても、大丈夫なように、
差込口に、カバーが付いています。
また、ドラム型防雨コードであれば、
長さも十分にあり、持ち運びも便利です。
外での使用の際は、コード表面の
ビニールも変わります。
逆に、外で使用できるものは、屋内でも
使用できますので、
屋外用に1本、用意しておくのも、お勧め。
最後に
電気は、一つ使い方を誤ると、命に関わります。
束ねた状態での使用や、
劣化し表面が切れ、中身が見えているものなどは
絶対に使用しないでください。