「小学生の子供が宿題で、担任に暑中見舞いを出すことになった」
「担任から子供あてに暑中見舞いが届いたけど、返事はどうしよう?」
「子供の方から先生に暑中見舞いを送りたいと言ってきた」
などなど、小学生のお子さんから、暑中見舞いを先生に送ることに、なっていませんか?
子供からアドバイスを求められたけど
どうすればいいのだろうか。
そんな方々に、
暑中見舞いの基本と子供の伝え方
内容の例文を紹介します。
これでバッチリ!暑中見舞いの書き方のコツ
まず、暑中見舞いの基本と
子供に書かせる時の教え方を
押さえましょう。
「暑中お見舞い申し上げます」の一文を
最初に書くことを伝えましょう。
ただし、8月8日以降は
「残暑見舞い申し上げます」が正しいです。
習っていない漢字は平仮名でも構いません。
文体は、です・ます調であれば充分です。
高学年だったらお子さんの興味・関心次第では、大人と同じような改まった表現を、教えてみてもいいでしょう。
内容は、以下のことを書くことを、伝えましょう。
- 夏の天気と相手が元気かどうか
- 夏休みをどのように元気に過ごしているか
- 先生が元気でいることを願う
- 2学期に向けての挨拶や抱負
本やこの記事、あるいは
親御さんが実際に書いてみた例文と
共に伝えるとよりわかりやすいでしょう。
あとは、なぜ暑中見舞いを書くのか
教えるのも大切ですね。
一緒に調べてみてもいいでしょう。
低学年のお子さんにわかりやすい表現をすると
「夏が暑いからこそ、相手が元気かどうか、
自分も元気かどうか、伝えあうためのお手紙」
という感じですね。
イラストが得意なお子さんでしたら
朝顔や花火など夏らしい絵を描くのも
喜ばれると思います。
暑中見舞いの例文!先生宛てはコレ!
さて、暑中見舞いの書き方を押さえたところで
暑中見舞いの例文を紹介します。
ただ、あくまでも参考程度に活用してください。
本当に自分に起きた出来事を書くように、
お子さんに教えてくださいね。
あと、これを基にちょっと言葉を変えて
先生が元気かどうか、夏の間の健康を祈る言葉を
自分で書くよう促すのもいいでしょう。
- 低学年
<例文>
しょちゅうおみまいもうしあげます。夏は暑いですが、先生はお元気ですか。
わたしは、お祭りに行って
かき氷とわたあめを食べました。
楽しかったです。先生も元気でいてください。
2学きもべんきょうがんばります。<お返事例文>
しょちゅうおみまいもうしあげます。
先生、おはがきをありがとうございました。ぼくは元気です。友だちと虫取りに行って
クワガタを捕まえました。
先生も元気でよかったです。2学きの学校も楽しみにしています。
- 高学年
<例文>
暑中お見舞い申し上げます。
厳しい暑さが日々続いていますが
先生はいかがお過ごしでしょうか?私はこの夏、塾の夏期講習に
頑張って通っています。まだまだ暑い日が続きそうです
くれぐれもお体に気をつけてお過ごし下さい2学期もよろしくお願いいたします。
<お返事例文>
暑中お見舞い申し上げます。
丁寧なお見舞状をいただき
ありがとうございます。私は家族で海に行きました。
思い出に残る夏休みが過ごせました。この涼しい潮風を
お届けできればと思います。厳しい暑さがまだ続く中
先生の健康をお祈り申し上げます。2学期も頑張りますので、
よろしくお願いいたします。