今では、日本選手も多く活躍している、
テニス。
部活動で経験がある人も多いのでは?
テニスが上達するには、日々の練習が一番重要なのは、勿論のことですが、道具、すなわちラケットが、自分にちゃんと合っているかどうかも、見過ごせません。
自分に合っているラケット、と言っても、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいます。
まず、注目すべきなのはグリップ、手で握る部分です。
自分に合ったグリップ、
どう判断すればいいのでしょうか?
グリップの基本的な選び方
実際に、お店でグリップを握ってみて、
使い心地を、試してみるのが一番!!
でも、握ってみた瞬間は、フィットする気もするけど、
実際にプレイしてみたら、どうなのかな…など、
迷い始めたらキリがありません。
グリップを選ぶ時の、一つの目安があります。
それは、グリップを握ったときに、薬指の指先と、
親指の付け根の、ふくらんだ部分とのすき間が、
指一本ぶん入るくらい空いている、ということです。
また、グリップのサイズは、手のひらの大きさではなく、
手のひらの厚み等に左右されることが多いです。
私は手が大きいから、グリップサイズも大きめじゃないと…。
と、単純に考えてはいけません。
手が大きくても、手のひらがぶ厚ければ、
適切なグリップサイズは、思っていた以上に、
小さかったりもします。
逆に、手が小さくても、手のひらが薄ければ、
意外に、太めのグリップがしっくりきたり、
することもあります。
握力が弱い人は、グリップの太さが合っていないと、
必要以上に、疲労する可能性があります。
自分のグリップの、適正なサイズを知ることは、
とても大切なことなのですね。
自分で調節できる!?グリップのサイズ
ちなみに、日本規格のグリップのサイズは、
G1・G2・G3・G4の4段階です。
実際にラケットを見てみると、ただの数字しか、
書いていなかったり、分数で表示されていることも、
あります。
2(G2)=4と2/8 円周10.8cm
3(G3)=4と3/8 円周11.1cm
4(G4)=4と4/8 円周11.4cm
上記のように、対応しています。
見て分かるように、一つサイズが上がると、
3㎜刻みで大きくなります。
一般的には、成人男性は2か3、女性では、2を使う人が圧倒的に多いようです。
しかし、海外では、もっと多くのサイズ展開が、
されています。
日本では、少ないサイズ展開の中から、自分に、
合ったものを探さなくてはなりません。
そんな時に、ちょっと手助けしてくれるのが、
グリップテープの存在です。
昔のラケットは、グリップ部分が革でできていて、
汗をかくと滑りやすくなるので、それを防止するために、
グリップテープというものが用いられてきました。
今現在、売られているラケットのグリップは、
新品なら、わざわざグリップテープを巻かなくても、
問題なくプレイできます。
今、グリップテープは、リペア用として、
そしてサイズの微調整をするのに、用いられることが、
多いです。
ただ、注意しないといけないのは、ラケットを選ぶ際、
ピッタリサイズのグリップを選んで、その上から、
テープを巻くと、サイズが1つ、上がってしまうことです。
そのことを考慮して、あえて小さめのラケットを、
オススメするお店もあります。
グリップテープの巻き方は、意外と簡単!
こちらの動画を見れば、私でもできそうです。
自分にピッタリの相棒を見つけて、
腕を磨いていきたいですね!