よく財布を探しています。
どこに置いたか忘れてしまうことが多くて、出かけ間際に慌てて探すことがよくあります。
携帯電話ならかけて鳴らせばどこにあるかおおよその検討は付きますが、リモコンや財布は鳴らせません。何か良い方法はないものかと思っていたら、ありました。お財布にも入る小型の『探し物発見機』。
どの程度の実力なのでしょうか。調べてみました。
スマートタグってどんなもの
スマートタグ（紛失防止タグ）という商品があります。BluetoothやGPSの機能を使ってスマートフォンなどと連携して様々な情報をやりとりすることが出来る機器です。貴重品につけておけば、一定の距離以上に離れたときに通知が来ます。失くしたり、盗難にあった時の捜索に便利なツールです。
モノだけではなく、ペットや小さいお子さんに付けておけば、迷子の防止にも。防災グッツとしても役立つかもしれません。色々なシチュエーションで活躍しそうです。
最近は、持ち物に付けていても全然気にならない程度の軽くて小さいものが出ています。また、デザインも優れていて思わず欲しくなってしまうようなものもたくさんあるようです。
どんな機能がある？
忘れ物防止アラート
スマートタグが一定の距離離れると、スマートフォンに通知が来る機能です。置き忘れにすぐ気づけるので、紛失防止の助けに。失くしてからではなく、まず失くさないようにする機能です。
ファインダー機能
Bluetoothで接続されたスマートフォンから、スマートタグのブザーを鳴らすことが出来る機能です。どこにあるか分からなくなったとき、聞こえる範囲の場所にあれば見つけられます。
また、スマートタグからスマートフォンの音を鳴らすことが出来る機能が付いた商品もあります。逆にスマートフォンを失くしたときにも探せます。
GPS機能
GPSに対応している製品ならば、専用のアプリを使って失くしたモノがあった場所や、いつそこにあったのかを調べることが出来ます。アプリとタグの通信が切れるようなことがあっても、タグのあった場所は保存されているので、失くしたことをしばらく気づけなかった場合でも、後から場所は追うことが出来ます。
その他の機能
製品によっては、離れていたものが近づいてきた時に知らせてくれる機能もあります。空港での手荷物受取の際などに便利です。
また、スマートタグのスイッチは、カメラアプリと連動してシャッターとしても使えます。リモコンシャッターの役割もできるので集合写真の撮影にも使えて便利です。
選び方のポイント
機能の確認
上記に挙げた機能がどの製品にも全てついているわけではありません。購入を考えている製品にどの機能が付いているか、確認しましょう。
有効範囲の確認
スマートフォンと接続するため、その製品によって有効範囲があります。有効範囲は20～60センチで設定されている製品がほとんどです。室内で見当たらなくなったときに使うには、十分でしょう。
電池の状態
せっかく気に入った製品でも、電池交換が出来なければ買い替えなくてはいけなくなります。電池交換可能かどうか、電池の持ち時間が都の程度か、押さえておいた方が良いでしょう。
形状
スマートタグのタイプは、「シール型」「プレート型」「キーホルダー型」大きく３種類あるようです。付けたいものに合わせて便利な型を選びましょう。
さいごに
このスマートタグ、今はアクセサリーとして作られいている製品が多いでが、すでにこのGPSが内蔵されたお財布などもあります。今後は財布やカバンだけでなく、あらかじめこの機能を内蔵された商品がどんどん出てくるかもしれません。
貴重品をうっかり失くすなんていうことがなくなる時代も近いかもしれませんね。
