「あまり変わらないの?」
パートと正社員の給料を比べてみて、
そう思ったことが、ありますか?
正社員になったあなたは、初めてもらった給料明細を、
見て、以前、パートだった時にもらったお金と、
今の給料と大差がないのを、感じたでしょう。
でも、
本当にこれら二つの給料に大差が、ないのでしょうか?
「パートと正社員の給料の差は、どのくらいか?」
「どんな点で異なるか?」
これらの答えを、パートも正社員も経験のある、
わたしが、ご説明しましょう!
給料の差
では、パートと正社員の、
会社からもらえるお金の違いを、「手取り」「ボーナス」、
「勤務年数」という観点で、見てみましょう。
手取り
正社員になって、まず、給料明細を見て、手取りが、
思ったより、少ないことを感じるかも、しれません。
パートをやってた時の方が、拘束時間も少なく、
給料が、多かったかもしれません。
そのように感じる人は、多いです。
でも、正社員は「手取り」が、少ないように、
見えるだけで、実際には、給料から必要出費のために、
お金が、引かれているだけです!
例えば、年金・福利厚生・雇用保険などを、
会社が、払ってくれています。
パートであれば、自分で払う必要があります。
ボーナス
正社員であれ、パートであれ、
会社によっては、どちらもボーナスが出ますね。
私の友人は、パートの立場で、
週5日9~15時の勤務で、5,000円もらっていました。
あまり多くない印象がありますが、うれしいですね。
しかし、今の日本経済の状況ですと、
「ボーナスが出ない」ということも、あります。
会社の業績に応じて、ボーナスが出ます。
それで、会社の成績が悪ければ、ボーナスが少し、
もしくは、正社員であれ、パートであれ、
ボーナスがなしの場合も、あります。
それでも、大手の会社で、
正社員として働いていれば、年二回のボーナスで、
数十万円という値段を、もらうようです。
勤務年数
入社して数年の場合は、
どちらも大して大差ないでしょう。
しかし、勤務年数に応じて、
パートと正社員の給料は、違います。
もちろんパートであっても、勤務の年数が長ければ、
時給など、多少は、増えていくでしょう。
しかし、正社員は、異なります。
多くの経験を積み、会社に貢献する人になっていくと、
月給は、増えていきます。
ある調査によると、パートなど非正社員の50%は、
月給10-20万円もらっているのが、多いのに対し、
正社員は、20-40万円の人が多いです。
また、正社員の11.7%は、50万円以上もらっていますが、
非正社員は5.1%の人しか、もらっていません。
給料の額が、高くなればなるほど、
もらっている人の割合が、大きく違うのですね。
まとめ
パートの人のほとんどが、20万円以下ですが、
正社員は、20万円以上もらっている人が、
多いことが、わかりました。
私は、現在パートの仕事をしていますが、
家族のために時間を取れる、と言う理由で、
この立場で、働いています。
パートの仕事の自由さは、正社員には、ありませんね。
正社員になって、会社に縛られることを望まない人は、
パートの仕事を、選ぶでしょう。
パートと正社員の給料の差は、
勤務年数に応じて、大きく異なっていくことも、
わかりました。
今の60代70代とは、時代が変わりました。
ですから、自分が何を優先するのか、それに基づいて、
パートか正社員になるか、決定しましょう。