太陽の温度って一体何度なの?測定方法は!?

毎日、あたりまえに私たちを照らしてくれる太陽

最近は秋晴れのカラッとしたお天気に恵まれ、洗濯物もよく乾きます。



しかしこの太陽、世界中をまんべんなく照らしてくれているわけだけれど、一体その温度はどれくらいのものなんだろう?

想像もできませんが、実際に太陽の温度を測ったことのある人っているのだろうか…。

ちょっと気になったので、この機会に調べてみることにしました!

 

太陽の基礎知識

太陽の直径は約140万キロメートルです。これは、地球の約109倍の大きさになります。

太陽の寿命は、なんとあと50億年もあると言われていて、このまま現在のように輝き続けるだろうと言われています。

今から約46億年前に誕生したと言われる太陽は、ちょうど今、壮年期を迎えていると言えますね。

私達人類は太古の昔から、太陽を私たちの生活に役立てるため、太陽を観測し、理解しようと努力してきました。

望遠鏡を使って初めて太陽を観測したのはあのガリレオ・ガリレイだと言われています。

宇宙時代と言われる現代でも、人工衛星などを使い太陽の活動を日々観測しています。

 

太陽の温度ってどうやって測るの?

太陽の温度って、どのように測るのでしょうか?

調べてみたところ、どうやら太陽の温度は『』で判断しているようです。

おそらく太陽は熱すぎて、他の星のように探査機を送ることができなさそうですもんね。

さて、太陽の色は7色に分かれているってご存じでしたか?

そう!虹の色と一緒ですね!虹が7色なのは太陽の色が7色なのを証明しているんです。

虹の色である『赤・橙・黄・緑・青・藍・紫』の7色が、太陽の光の色なんですね。

これらの色によって太陽の表面の温度が分かるというわけなんです。



 

色別の温度の違い

詳しく7色の『色の強さ』を測ると、『黄色』が最も強いということが分かります

あまり実際に見たことのある方は少ないかもしれませんが、物体を高温にすると光を発するんです。

鉄を溶鉱炉の中で熱している映像を見たことはありませんか?

熱していくうちに鉄は絶対温度で1000度を超え、赤色の光を放ち始めます。

その後、どんどん温度を上げていくと、色は赤色から橙色黄色緑色……と次々に変化していきます。

黄色の色が最も強くなるのは、6000度と言われています。

ということは、黄色が一番強い太陽の表面の温度は約6000度ということになります。

以下に色別の温度をまとめてみました。


・赤色  約3000度

・橙色  約4500度

・黄色  約6000度

・緑色  約7500度

・青色  約10000度

・藍色  約12000度

・紫色  約30000度

 

太陽の内部の温度はどうやって測るの?

太陽の表面温度は色で判断していると分かりました。

それでは、太陽の内部の温度はどのように測っているのでしょうか?

太陽の内部の色はさすがに分からないので、内部の温度は計算上の数値ということになるそうです。

太陽の総エネルギーや質量、重力、成分などを方程式に当てはめて計算しているんですね。

このように計算した結果、太陽の内部の温度は1500万度となります。



 

 おわりに

いかがでしたか?

太陽の温度の測り方がお分かりいただけたでしょうか?

まさか、太陽の色で温度を測っていたなんて驚きでした。

内部の温度を測るための計算方法は私には難しすぎて到底理解できませんでしたが…。

宇宙物理学や太陽物理学という分野だそうなので、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。

とりあえず、私たちが生きている間には太陽は無くなりそうにないので安心しました。

日々無償で私達を照らし続けてくれている太陽に、感謝の心を忘れずに暮らしていきたいと思いました。

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