とうとう日本中が、梅雨入りしたようですね。
雨ばかり・・・って、ちょっと憂鬱。
でも、庭の草木は、嬉しそう♪
葉が瑞々しく育ち、キュウリにも、つるが伸び始め、
命の輝きを感じたりもしています。
そういえば、唐突ですが、じゃがいもの収穫って、
梅雨前!でしたよね!もう、終わったのかな?
小学校のとき、じゃがいもの種つけから、
収穫、こふきいもにして食べたことまでを、
思い出しました♪
わが家には、じゃがいもって、野菜庫に、
必ず常備されています。どんな料理にも合うし、
手軽に使えるし。
ただ、昔、私は一度だけ、じゃがいもに苦い思い出が、
あります。忘れられない、あのえぐ味・・・
あの時には知らなかった、じゃがいもの芽とあぐ味の、
理由を調査、ご紹介します!
じゃがいもの芽って食べてもいいの?
じゃがいもは、少し放置していると、
芽が出てきますね。
芽が出たとき、どういうふうに調理されてますか?
残念ながら、じゃがいもの芽は、食べられません。
小さな芽だったら、その芽の部分をとりのぞき、
少し厚めに皮を剥けば、大丈夫!
でも、大きく伸びた芽の場合は、芽を取り除いた後、
じゃがいもの中をえぐって、取り除く必要があります。
じゃがいもの芽は、包丁の刃の根元部分を使って、
円を描くようにすると、楽に取り除くことができます。
YouTubeの画像を参考に、されてみてください♪
じゃがいもの芽が毒ってほんと?
ほんとです!
じゃがいもの芽が出たものの、断面図です。
じゃがいもの芽には、ソラニンという物質が入っており、
この物質は、下痢や嘔吐の原因となります。
断面図でご紹介しているように、芽の部分の下の部分は、
他のきれいな部分に比べて、薄い茶色の線が入っています。
ここまでを、きれいに取り除いてください。
(赤マル部分まで)
また、芽だけでなく、緑色に変色したじゃがいもも、
同じように、ソラニンを含みますので、緑色に、
変色したじゃがいもは、食べないようにされてください。
ひどい方は、食中毒を起こしたり、呼吸困難になって、
命を落とす場合もあるそうですので、
もったいない!と思われても、処分されてくださいね。
芽だけなら、芽と下の部分をえぐり取れば、
大丈夫です!
加熱すれば、大丈夫じゃないの?
じゃがいもの芽に含まれるソラニンは、
熱では分解することが出来ません。
ですから、調理する前に、芽の部分は、
取り除いてくださいね!
芽の部分さえ取り除いてしまえば、
安心して食べられます!
じゃがいもの保存方法
じゃがいもは、直射日光に当てると、
緑色に変色し、ソラニンを増やしてしまいます。
ですから、冷蔵庫にまでは入れなくてもいいので、
冷暗所の、風通しのいい場所で保存されてください。
なるだけ早く使い切ることが、理想的ですが、
気づかないうちに、芽が出ていることって、
ありますよね?
そういうときは、冷蔵庫へ入れて、芽が出たじゃがいもと、
同じ袋の中に、りんごを1個いれておくと、
それ以上、芽が出ることはありません!
やってみてください!
私の体験談
小学校高学年くらいだったと思うのですが、
晩ごはんに「肉じゃが」が出ました。
私は、大好物だったので、パクパク!
でも、しばらくして、舌に異変が!?
痺れるような感覚と、なんともいえない苦味というか、
えぐ味・・・
母に聞くと、「少し緑色になってたけど、
厚めに皮を剥いたからいいかと思って・・・」と。
今だから分かります!
私は、ソラニンを食べたんです!
それ以来、しばらくは、「肉じゃが恐怖症」になりました。
みなさんは、そういうことのないよう、
じゃがいもの芽は中までえぐる!
緑色のじゃがいもは食べない!
どうぞ、お気をつけてくださいね!