新婚旅行に行っていない私たち夫婦は、結婚10年目の記念にヨーロッパ旅行の計画をたてています。私はこれまで、何度か海外旅行の経験はあるのですが、ヨーロッパ旅行は初めてです。
夫に関しては、初海外がヨーロッパということで、旅行の計画段階からそわそわしています。旅慣れしていない私たちなので、個人旅行ではなくツアーに申し込む予定です。
とは言っても、日本とヨーロッパでは文化も考え方も全く違うため、レストランでの食事マナーや買い物の仕方など、注意点が知りたいと思いました。
そこで、海外旅行の注意点やヨーロッパ旅行で気をつけることなど調べて見ました。
海外旅行の各国共通の注意点とは?
海外旅行する際の共通した主な注意点について調べて見ました。
日本の常識を気にしすぎない
日本は独自の文化を持っているため、日本人が海外へ行くと(特に初めての場合)驚く事ばかりです。日本の公共交通機関は時間に正確なのが当たり前ですが、海外は時間にルーズという所が多いです。
いちいち怒っているとせっかくの海外旅行が台無しです。
着飾らないこと
日本は世界でもトップレベルで治安が良い国ですが、海外は違います。アクセサリーをじゃらじゃらと着けていたり、ブランドで着飾っていたりすると犯罪に巻き込まれる危険が高くなります。TPOにあった格好を心掛けるようにしましょう。
「ここは日本じゃない」と自覚して行動することが、トラブルを防ぐことにもつながるようです。
無防備に持ち物を持ったり使ったりしない
「バッグはショルダーにする」「スマホは持っていかれやすいので気をつける」「とにかく荷物は手放さない」「写真を撮るのに夢中になりすぎない」などです。日本と同じような治安と思っていたら大変危険です。
ただ、意識しすぎると気疲れして旅行も楽しめません。貴重品は服の内側に隠すなどして、初めから目立たないようにしておくと良さそうです。
あいまいな表現は避ける
日本人特有な「あいまい表現」は、海外では通じにくいです。意思表示はきちんとしないと誤解されることが多いです。私も経験があるのですが、はっきりと断らなかったことで必要のないタクシーを用意させてしまったことがあります。
トイレに求める清潔レベルは下げる
日本ほどトイレがキレイで清潔な国はないといわれています。私は以前、台湾旅行へ行った際、キレイな空港なのにも関わらず、あまりのトイレの汚さに唖然としたことがありました。
日本と同じトイレ環境を想像していると驚くので「外国のトイレはこれが普通」と思っていた方が良さそうです。
ヨーロッパ旅行の注意点とは?
次に、ヨーロッパ旅行で特に気をつける点を調べて見ました。
旅行時期に注意
特に12月のクリスマスシーズンの旅行です。24日から26日はどこも祝日でお休み、公共交通機関もストップしているようです。ヨーロッパのクリスマスを体験したい場合は、24~26日前後の方が楽しめそうです。
行く国によっては英語が通じない
スペイン語が母国語のスペイン旅行を例にあげます。英語で「こんにちは」は「ハロー」ですが、スペインでは「オラ」、「ありがとう」はスペインでは「グラシアス」になります。
スペイン人の方も英語で話せますが、私たち日本人で英語が得意な人と同じような感じなのではないでしょうか。できれば、現地の言葉の方がお互い気持ちよく会話できると思います。
お店に入る時はあいさつをすること
「お客様は神様です」という考え方は日本独特なもので、外国にはない考え方なんだそうです。日本では先に店員さんが「いらっしゃいませ」とあいさつをしないと、クレーム対象になりますが、ヨーロッパでは逆です。
店に入る時に「こんにちは」は必須、話しかける時にもいきなり話しかけるのではなく「こんにちは」「ちょっといいですか?」など一言入れて本題に入ると、丁寧に接客してくれるそうです。
食事中に注意すること
日本では食べ終わった後、お皿を重ねておくことが多いですが、ヨーロッパではマナー違反になります。また、お水は有料という所が多いようで、現地では当たり前にミネラルウォーターを注文するそうです。
イギリスは特にテーブルマナーに厳しい国なので、旅行先にイギリスが入っている場合はテーブルマナーについて知っておいた方が良さそうですね。
ヨーロッパ旅行で役立つ持ち物
パスポートや航空券など基本の持ち物とは別に、ヨーロッパ旅行で持っていくと役立つ持ち物をいくつかご紹介します。
・海外専用プリペイドカード
現金を持ち歩きたくない方におすすめなのがプリペイドカードです。銀行とつながっていないため、万が一盗難や紛失しても被害が最小限に抑えられます。現金であれば戻ってきませんが、カードであれば連絡して止めることができます。
また、使う分だけチャージしておくことで、使い過ぎを防ぐこともできます。様々な種類がありますので、手数料や利用方法を比較して納得のいくカードを選ぶようにしましょう。
・緩衝材(通称プチプチといわれるもの)
お土産として購入するワインやオリーブオイルを包むのにとても便利です。液体は機内持ち込み禁止ですから、割れないように厳重に梱包する必要があります。プチプチがあれば簡単で安心です。
まとめ
色々調べていると、いかに日本が安全で清潔な国かがわかります。私たちは添乗員さんがいるツアー旅行ですから、そこまで気にする必要はないようですが、文化や考え方の違いってすごいなと改めて思いました。
注意点は夫に任せるとして、私は「買いたい物リスト」でも作ろうかなと思っています。