秋になると、スーパーの店頭には
美味しいものがズラリと並びますよね。
生サンマが店頭に並び始めると、
ワクワクするのは、私だけでしょうか?
「秋刀魚の塩焼き」
塩だけでシンプルなんだけど、
とてつもなく美味しいですよね~。
想像しただけで、お腹がグーっと
鳴ってしまいそうです。
皆さんは、秋刀魚の塩焼きを
どのように食べてますか?
自分流の食べ方のマナーが間違って
いないか、心配になりませんか?
今回は、秋刀魚を食べ終えた時に
お皿の上が美しく見えるような
食べ方を紹介しますね♪
魚の食べ方のマナー
秋刀魚に限らず、お頭付の焼き魚などを
食べる時にはマナーがあります。
- まず、尾ひれ以外のひれを外して、
お皿の左上にまとめます。 - 中骨から上側の身を、左手前側(頭側)
から右側(尾側)へ食べていきます。
身は、一口ずつ頂きましょう。 - 中骨より上側の身を全て食べ終えても、
そのままひっくり返して裏面を食べては
いけませんよ!頭と下側の身と箸で切り離しながら
頭を持ち上げて尾ひれも外す。 - 頭・中骨・尾ひれをお皿の上の端に置き、
残った下側の身を左側から一口ずつ頂く。この時、中骨を折らないように
気を付けましょう。
秋刀魚のきれいな食べ方
さて、マナーを守りながら、スマートに
秋刀魚を食べる方法とは?
食べ終えたお皿が美しく見える
食べ方とは?
基本は、魚の食べ方と同じですが、
より食べやすく秋刀魚と悪戦苦闘
しないような食べ方を紹介します♪
- 最初に、秋刀魚の身を箸で頭から
尾に向かってまんべんなく押す。身を押すことにより、ほぐれて
中骨が取れやすくなりますよ。 - 秋刀魚の中心にある線に沿って、
頭から尾に向かって箸を入れていく。 - 中骨より上側の身を、
頭から一口ずつ頂く。 - 上側の身を食べ終えたら、頭を持ち上げ
中骨を外して、お皿の上部に置く。ひっくり返して食べるのは、
マナー違反になりますよ。 - 残った下側の身も一口ずつ頂く。
食べ終わったお皿の上には、
脇によけた秋刀魚の頭と骨のみが
残りますね。
しかし、秋刀魚の身を一旦、口に入れてみて
小骨など気になる時もありますよね。
こんな時は、手で小骨を口から取り出そうと
しないで、箸で骨だけを取り出しましょう。
よく噛んで飲み込めるような小骨は、
できるだけ食べてしまった方が
食べている姿も美しく見えますね♪
秋刀魚のワタはどうする?
秋刀魚のお腹に入っているワタが
苦手な方も多いですね。
無理して食べなければいけないと
いう訳ではありませんよ。
ワタが食べられない場合は、
骨などと同様にお皿の隅に
まとめて置きましょう。
ワタが黒いので、
お皿の上が汚れてしまう、
見た目的にきれいではない
のは否めません。
しかし、秋刀魚のワタは栄養が
詰まっています。
- ビタミンA
- ビタミンB12
- 鉄分
- カルシウム
特にビタミンAには、
レチノールが含まれています。
真皮のコラーゲンを増やし、
お肌に張りをもたらす効果があります♪
また、旬の時期の秋刀魚のワタは、
他の魚のワタと違って食べられるのは
何故なのでしょう?
この時期の秋刀魚は、餌を食べないので
内臓に何も残っていないのです。
汚い、と思っていたワタですが、
とてもきれいな状態だったのですね。
今まで、ワタが苦手だった方も
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。