大学時代の友達が
結婚式の招待者リスト作成で、
悩んでいます。
「結婚式に、男友達を呼ぶのは、
おかしなことかしら?」
それというのも、
学生時代の軽音楽サークルで、
バンド仲間と言えるのは、男性ばかり。
友達は、会社勤めとともに、
バンドはやめましたが、
男友達は、まだ頑張って、
活動しているとか。
「結婚式は、盛り上げるぞ」と、
心の熱い仲間だそうです。
私も、今、男女関係ない職場にいて、
異性の友達は、仕事の良き相談相手。
付き合いの深さから考えると、
結婚式に呼びたい気持ちがわかります。
「結婚相手が、呼んでもいいと言うなら、
OKだと思うよ」と、ひとまず答えました。
でも、後日、会社の女性先輩に聞いたら、
世間は「そんなに簡単ではない」らしいです。
男性の友人を結婚式に呼びたい
先輩も、結婚式に異性の友人を、
呼んだそうです。
その後、しばらくは親戚に、
「昼ドラの見過ぎ?」というくらい、
異性の友人のと仲を、勘ぐられたとか。
そのことで、親にもグチを言われ、
結婚式の思い出として、
引っかかるものが、あったそうです。
確かに、結婚式は、
知らない人同士の集まり。
親戚以外の、異性の知人は、
新郎以外に、どういう関係か
勘ぐられてしまいます。
ましてや、相手や、相手の親には、
十分に納得してもらいたいもの。
そこで、女性先輩が、
「反省をこめて」と
アドバイスしてくれました。
異性を結婚式に呼ぶ!3つの条件
この3つの条件のうち、
どれかをクリアできれば、
両親や親類、そして、ご主人となる人の
理解も得られるそうです。
- 新郎新婦の共通の友人にする
- 親類の出席が少ない場合
- 招待した理由が明確である
なるほどね。
これなら、理解も得られそうな気もします。
では、ひとつずつ、ゆっくり、
説明していきますね。
新郎新婦の共通の友人にする
やはり、招待する異性の友人は、
結婚相手に、紹介しておくのが、
礼儀というものです。
彼だって、ちょっとは、
関係を勘ぐっているものです。
どういう関係か、事前に直接会って、
知ってもらうと、安心です。
引き合わせる時には、間に立つ女性の、
気配りが、大切になります。
もちろん、事前に、アルバムを見せ、
友人との間柄を話しておくこと。
ついでながら、引き合わせる、お店も、
リラックスムードのある場所を。
さらには、男友達には、まさかの、
NGワードを封印しておくよう、
念押ししておきましょう。
男の人は、初対面の人と、人見知りするので、
共通の話題づくりは、必須です。
バンドのメンバーが、結婚式で
歌ってくれるなら、
どんな曲、どんなパフォーマンスをしてくれるか、
みんなで話し合うのが、いいですね。
新郎が好きな、カラオケの曲など、
伴奏する演出も、ありです。
親戚の出席が少ない場合
結婚式は、ある意味、
親族間の顔合わせ、でもあります。
披露宴に、親族の出席が多ければ、
噂になることは、避けられません。
そうなると、異性の友人は、
やはり、2次会で呼ぶのが、無難そうです。
これが、親類が少なければ、
説明するのが、早くなるわけです。
「どうしても」というなら、
歓談中の、ビデオでの参加なら、
問題も起こりません。
招待した理由が明確である
肩書き、特技を持っているとか、
披露宴に華を添える人である、と
また、話は違ってきます。
会社の上司なら、
まず大丈夫、というようなことです。
大学で講師をしている、
地元で開業医をしている、
はたまた、プロデビューしたなど。
世間はまだ、権力がものを言うところが、
残ってますものね。
既婚者であれば、
さらに、安心できますね。
ところで、バンドメンバーとして、
挙式のBGMにも関われば、
そこにいる意義が、十分あります。
そのくらい、新郎の了解済みなんだと、
みんなもわかります。
新郎新婦と一緒に歌うときも、
和やかさで、盛り上げれば、
親戚の人も、納得です。
良い思い出が残る結婚式を
結婚式は、当人だけのものではない、
ということが、わかりました。
相手の気持ちはもちろん、
両親の気持ちも、考える必要がありますね。
異性の友人を招待するには、
周りへの配慮が、大切ですね。
そのための、
覚悟も必要になってきます。
結婚する友達にも、
先輩の経験やアドバイスについて、
早速、話しておきましょう。
まだまだ、結婚式には、
厳格さが、残っています。
披露宴だけにとらわれず、
2次会も含めた形で、
誰もがハッピーな気持ちになる、
挙式を挙げてほしいなと、思います。