先日、愛用していたドライヤーが壊れたので、
買い替えました。
気づけば、ずーっと前から冷風スイッチって
あるけど、いつ使えばいいんでしょう?
お世話になっている美容師に、冷風の使い方
について、言われたことがあるような。
「髪を乾かす時に、冷風を・・・。」
あれ?何て言われたんだっけ?
髪にいいことがあるって、聞いたような?!
冷風について、この際はっきりさせたくて、
調べてみましたよ♪
冷風で髪にツヤ♪
髪の表面は、「キューティクル」に覆われ、
髪の水分を保持しています。
うろこのような形をしていて、髪が濡れると
キューティクルは、傘のように開いた状態に
なります。
最もキューティクルが傷付きやすいのが、
この状態の時、と言われています。
ここで救世主となるのが、冷風なんですよ♪
暖かい風で乾かしたら、冷たい風にチェンジ!
目安は、大体8~9割乾いたら、冷たい風に。
熱で開いた状態のキューティクルは、
冷たい風によって冷やされて引き締まり、
ツヤが出てきますよ!
髪や頭皮のうるおいが逃げないので、手触りも
よくなります。
冷風を使う時に、ちょっとしたコツがあります。
キューティクルを整えるために、ドライヤーの
冷風を上から下に向けて当てます。
この時に、手ぐしで髪を整えながら、冷風を
当てると、手触りが更にアップしますよ♪
まだ他にも、いいことが。
髪型が長持ちキープ
髪はタンパク質なので、熱を加えると
柔らかくなる性質があります。
髪のセットには、まず暖かい風で温めて、
スタイリングしやすい状態にします。
髪は、冷える時にケラチンが結合し、
形状を固定します。
温風で髪をセットした後に、冷たい風を当てて、
一気に冷やすと、柔らかくなったケラチンが
固まり、ヘアスタイルが固定できます。
髪のボリュームを出したり、逆に広がりを
抑えたい時にも、冷風を活用しましょう♪
ボリュームを出したい場所の髪を握って、
髪の根元に温風を当てた後に、冷風を当てます。
髪を抑えたい場所には、乾きたての状態で
手で押さえて、隙間に温風を送ります。
髪を押さえたまま、そのまま冷風に切り替えると
ボリュームが押さえることができますよ♪
また、温風と冷風を交互に使うことで、
髪の内部の水分コントロールがされます。
うねりのないまとまりのある髪にしたい時にも
オススメですよ♪
こんな使い方も
- 寝癖防止
朝の忙しい時間に、寝癖を直すのは一苦労。
前の晩の髪を乾かす時の、冷風がオススメです。髪を冷やして、形状を整えておけば、寝癖が
付きにくくなるので、朝も楽チンですね。 - マニュキュアを乾かす
マニュキュアを早く乾かしたい時には、
ドライヤーの冷風を使うのがオススメです。マニキュアに温風を当ててしまうと、気泡が
できてしまうので、必ず冷風ですよ!
高温ドライヤーのデメリットとは?
髪を乾かす時に、温風だけを勢いよく
使っていませんか?
まあ、私もやってますが、ターボで乾かすと
時短になって便利~なんて。
これが、髪を傷める原因なんですって!
一般のドライヤーの温風の温度は、120℃と
言われています。
髪の限界温度が、60℃である事を考えると、
髪に相当なダメージを与えていますよね。
やっぱり、髪にもクールダウンが
必要なんですね。
今まで長いこと、冷風の偉大さを知らずに
いました・・・。
実に、もったいない事をしていました。
髪が一度痛むと、まとまりが悪くなったり、
手触りがゴワゴワしたりしますよね。
トリートメントだけでは対処できなくなると、
切ってしまった方がいい時もあります。
ダメージヘアで後悔するよりも、日々の
ドライヤーの使い方に、冷風でひと手間
かけてみよう、と思いました。
冷風を使って、美しい髪を維持しましょうね♪