蜂の種類!危険なのはどんな蜂なの?

今度、友人と山に遊びに行くのですが、
母親から、「には注意したほうがいいよ」と、
心配そうに言われました。

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「どうして?」と聞くと、
「山道には、蜂の巣があるかもしれない。
お母さん、昔蜂に刺されたことがあってトラウマなの」

と、教えてくれました。
母親が蜂に刺されたことがあるなんて、初耳です!
一気に不安になりました。

「蜂に気をつけるといっても、
刺されないためには、何をすればいいの?」
と、母親に聞いてみました。

「そうだね。まずは危険な蜂の種類を把握して、
刺激しないことが大切」とのことです。
なるほど、まずは蜂の種類を知る所からですね!

蜂に刺されたことのある母親は、色々調べたらしく、
蜂にとても詳しくて、ビックリしました。

危険な蜂の種類や、
刺されないために気をつけることについて、
母親に、詳しく話を聞いてみました。

その内容を、
今からあなたにも教えちゃいます!

危険な蜂の種類

「蜂の種類は世界に約20万種、
日本でも約4000種が生息していると言われていて、
その大きさや姿形は様々なの。

その中でも、
人間を刺すような蜂は限定されているわ。」
と、母親は話してくれました。

ここでは、日本での被害者数トップ3の、
ススメバチ・アシナガバチ・ミツバチについて、
詳しくご紹介します。

スズメバチ

日本では一番多く被害が報告されている蜂で、
刺されると重症になることも多い、危険な蜂です。
私の母親も、スズメバチに刺されました。

重症化は、蜂の毒によるアナフィラキシーショック
(アレルギー反応)で起こります。

具体的には、発疹やじんましん、呼吸困難、
血圧の低下などの症状で、
最悪の場合、死に至ることもあります。

なぜ重症になるかというと、
スズメバチはとても強い毒を持ち、攻撃性も強く、
凶暴な性質を持つためと、考えられています。

スズメバチは、他の蜂よりも体が大きく、
大きいものだと、親指ほどで、約4cmもあります。

また、全国どこにでも生育しているのも特徴で、
北海道でも、スズメバチの被害が報告されています。

巣の場所は、木の根っこの部分など、意外な場所
作られることが多く、山に行く時は、頭上だけでなく、
足元にも巣がないか、注意しなければいけません。

気づかずに巣に近づいてしまうと、
危険を察知したスズメバチが、巣を守るために、
集団で襲ってくる可能性があり、危険です。

アシナガバチ

都会などでも見られる、細身の蜂です。
攻撃性は高くなく、巣に近付いたり攻撃しない限り、
刺されることはあまりありません。

大きさは11~17mmほどで、2cmをこえる蜂もいます。
日本で最も数が多い蜂で、本州・四国・九州に生息し、
都市部や市街地でも、よく見られます。

アシナガバチはスズメバチと違い、
刺されても、毒性はあまり強くありません。
ただし、刺されると強い痛みを伴います。

アシナガバチの巣はコンパクトで、半球体です。
都会の家の軒下やベランダにも、
巣を作る習性があります。

そのため、巣の存在に気づかず、
うっかり近付いてしまい、刺されるケースが多いです。

たとえ巣を撤去したとしても、
また同じ場所に巣を作る習性があるため、
注意が必要です。

ミツバチ

日本にいるミツバチには、
ニホンミツバチと、セイヨウミツバチの、
2種類に分けられます。

ミツバチの大きさは約13mm前後で、
本州・四国・九州に、数多く生息しています。

ミツバチは、刺されると針が抜けなくなるのが特徴です。
そして、針はハチの内臓と繋がっており、
刺したハチは、死んでしまうのです。

毒の量はとても少ないですが、
その毒性は、日本にいる蜂の中では、最も強力です。

スズメバチと同様に、
刺された時のアナフィラキシーショックで、
最重症の場合、死亡することがあります。

攻撃性は弱く、巣を攻撃されたり、危険が及ばない限り、
ミツバチの方から刺してくることは、あまりありません。

ミツバチは、養蜂場でスタッフが刺されたりする
などの、被害が報告されています。

大人しく、攻撃性が低い蜂とはいえ、
むやみに触らないなど、
ミツバチを刺激しないように、気をつけましょう。

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まとめ

いかがでしたか。
蜂の種類や、気をつけることについて、
ご紹介しました!

母親は、
「蜂は、刺激しなければいいけれど、
知らずに巣に近付くと、危険だからね!」

と、真剣な表情で、忠告してくれました。
私も、軽い気持ちで山に行くつもりだった
自分を反省し、蜂に気をつけようと思いました。

山だけでなく、の庭や軒下にも
巣を作ることがあるようなので、気をつけます!

危険な蜂の種類について知りたい人は、
ご紹介した内容を、参考にしてみて下さいね。

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